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「迷惑メール」の定義

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「迷惑メール」という言葉は非常に良く使われています。しかし、その言葉の定義ということになると、なかなか「これ」というのに突き当たりません。

おそらくこれは、「迷惑」という言葉が主観的であるために、固定化が難しくなっていることが理由なのだと思います。法的解釈で言えば「特電法と特商法で定義したメール」ですが、受け取り手となるユーザーの側から見れば「望まないメールすべて」が迷惑メールになるし、通信事業者から見れば設備に過大な負担をかける大量のメールや巨大な添付ファイルの付いたメールが迷惑メールになるといった具合ですね(通常、メールの添付ファイルにはサイズ制限がかかっていますが、いまでも数十メガから数百メガのファイルを添付する人は居ます)。

正直、いまさらな感がありますが、もっと分かりやすくてイメージを共有しやすい言葉があるといいのかもしれません。どなたかいいアイデアはありませんか?

Comment(2)

コメント

0ume0

始めまして。

「迷惑メール」の定義…。非常に難しい問題だと思います。

別の観点からですが、迷惑メールを検知する仕組みから考えてみます。

検知は様々な方法で迷惑メールかそうでないかを判断しています。個人的な見解ですが、検知方法について大きく分けると「プログラムが検知」するか、「人の目で検知する」かに分かれると思います。前者は従来の良くある検知方法ですが、近年は人の目で判断を行う後者のタイプが主流です。具体的な検知方法は、Webメールなどの「迷惑メールとして報告」みたいなボタンがあったります。そのデータを一手に集約(もちろん全世界からです)、それを統計化し、スパムメールかどうかを判断するものです。もちろん、悪意のある人が報告する可能性もあるので、報告するユーザ個々に対して信頼度を付け管理する、といった検知方法です。ようは多数決で決めようと言うことです。

ご指摘のように、迷惑メールは個々の人間の考え方によって異なってしまうのですが、定義付けようとするのであれば、多数決で決める考えが一番合理的なのかもしれません。

ちなみに、この多数決で迷惑メールを検知する仕組みは、日本の大手ISPの10社中8社が採用している仕組みです。

0ume0さん
コメント、ありがとうございます。
 
個人的には「迷惑」という言葉を使ったのがいけない気がしますが、いまさらですよね。
 
で、仕組み的に迷惑メールをフィルタリングする方法ですが、おっしゃることは分かるのですが、その方法が必ずしもいいとは限らないということがあります。
たとえば、きちんとしたメルマガでも、いい加減に契約した人がまとまって拒否したら、欲しいと思っている人にも届かない可能性がありますよね。
それと、法的に何かしようとすると明確な基準が必要になります。今回の話のように、その都度内容が変わるものは法的な基準にはなりえないのです。

また、現状の法律では、ユーザー自身が申し込まない限り、ISPはフィルタリングによっていかなるメールでも削除することができないようになっています。裏でこっそりとやっている事業者があるということかもしれませんが、日本においては明らかな法令違反になりますので全体としてやるということになかなか踏み切れていないと思うんですよね……。
 
希望があるとすると、今回の法改正で送信アドレスを偽称しているメールにはフィルタリングをしても良いという含みが明記されたことでしょうか。
これは、迷惑という主観ではなく、送信アドレスが本当ではないという明確な事実を持ってフィルタリングできるということになります。
私としては、ここに期待したいと考えています。

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