オルタナティブ・ブログ > ITは心の仕事です >

テクノロジーに心も仕事も奪われそうな日々を綴ります。

今更AIを恐れる愚かさ

»

AIの精度向上で仕事が楽になる未来に期待しかないプログラマです、こんにちは。

プログラマの価値はコードを書くことじゃないもんね。

さて、そんなこんなでChatGPTですよ。

これだけ様々な課題に対応し、自然言語で会話をできるということで産業革命以来の「人の仕事を奪う」テクノロジーともてはやされたり、恐れおののかれたりという状況になっていますね。

AIによって奪われる仕事ランキングとかテレビでも特集される昨今ですが、そもそもその問いかけが間違ってません?

産業革命で多くの手作業が機械化されたけど、今でも手を使ってものを作る職人は生きているし、産業革命時代より世界全体は豊かになってるじゃないですか。

CatGPTの登場で、プログラマの仕事がうんぬんかんぬん言われてるけど、そもそもChatGPTが担当するのは要求に対する最適なコードを提供することであって、顧客の要望は聞かないじゃないですか?

顧客から問いかければもちろん答えてくれるんだろうけど、そもそも顧客ってその問すら持ってないでしょ?

テクノロジーの発展というのは常に、プロセスの簡略化を助けてくれるけど、そのプロセスを生む発端は担ってくれてないんですよ。

そんなわけで、ちゃんと対話ができる、コミュニケーションを正常に行える人々はあんま影響を受けないと思うんですよね。

技術オタクのコミュ障は息できなくなるかもしれんけど。

ということで、みなさんは正しくAIとコミュニケーションをとって、より効率的で豊かな生活を送りましょうね。

Comment(0)