facebookのSNSじゃない使い方/あるいは情報強者になるためのたった一つのクールなやりかた
世の中、技術発展と共にだいぶお節介になったものです。
買い物すれば引っ切り無しにメールマガジンが届いたり、TwitterやFacebookのメッセージがきたらポップアップが表示されたり。
いわゆるプッシュ通知というもの。
こうした機能は何かと便利なもので、オンラインの時に通知またはデータを受け取って、好きな時に読めるという利点があります。
しかし、最近は情報が氾濫し、本人ですらどの情報提供者に登録したか管理しきれなくなり、プッシュ通知がスパム化してしまうという現象も見られるようになりました。
こんな状況ではありますが、やはりメールやTwitterというのは便利なもので、欲しい情報は逃したくない、届いたメッセージにはなる早で返信したいと思うのが人情というもの。
しかし、その冷静と人情のバランスを適性に保つためのツールが現れました。
ご存知、Facebookでございます。
Facebookといえばソーシャルネットワークサイト、ソーシャルネットワークサイトといえばFacebookというくらい、今では世界が熱狂するソーシャルネットワークサイトのFacebookがコンテンツリーダーとはどういうことなのか。
今回はその辺りを追求しようと思います。
現状の問題
冒頭でも述べたとおり、現在では便利であったはずのプッシュ通知やコンテンツ配信がほとんどスパムのようになり、滝のように押し寄せてくることが問題です。
確かに、自分で受け取ると決めた情報なので自分に責任があるともいえます。
しかし、例えば某日本最大のショッピングサイトなどは、アカウントを作っただけで毎日嫌がらせのようなメルマガが届きます。
Twitterでも、自分ではなく相手の都合で送られてくるメッセージの通知がポップアップされたりと何かと鬱陶しい状況です。
できることならば、受け取る情報はもっと細かく選別したいし、ブログの更新も、メールもTwitterも一括管理したいものです。
さらに、情報の種類によって別々のアプリ立ち上なければいけないのは辛いものです。情報強者の方々ならばなおさらでしょう。
フィルター、フィード、レコメンドの三拍子
では、情報を受けるに当たってどんな機能があると快適に、そしてスマートに管理が出来るのか。
僕が考える条件はフィルター、フィード、レコメンドの三つです。
フィルターとは情報の中から雑音を取り去って、本当に欲しいものだけを残す機能です。
そして、フィード。気になるブログが更新されたら自動的に通知してくれる機能です。普段Googleリーダーを使っていますが、他の情報と一元管理できたらどれだけいいか。
最後にレコメンド。
自分の興味あることに関する情報や、普段の行動を分析して有益な情報を提供してくれる機能です。
これら3つの機能を持ち、情報を統合管理出来るアプリケーションが理想ではないでしょうか。
コンテンツリーダーアプリケーションとしてのFacebook
上記3つの条件を満たす情報管理ツールとはどんなものか。
その答えがFacebookなのです。
FacebookにはRSSフィードを取り込むアプリが用意されていて、自分の登録したブログだけでなく、友人が興味を持っているブログも自分のニュースフィードに流すことができます。
さらにここの所増えつつあるFacebookページを利用すれば気になるブランドの新商品や友達の近況なども一箇所で管理することが出来るようになります。
また、情報ツールとして決定的なアドバンテージとして、メールも統合してしまったことがあげられます。
上二つの機能であれば他のSNSでも実現は可能かもしれませんが、メールをメッセージ機能に統合したことで、恐らくFacebookで扱えない情報はなくなったのではないでしょうか。
僕はまだFacebookメールを使っていないのですが、使えるようになったらメルマガの登録アドレスをFacebookに変更して情報の統合管理を目指してみようかと思います。
SNSとしてのFacebookにはそれほど魅力を感じなかったのですが、情報管理ツールとしては俄然興味が湧いてきました。
六億人が参加する情報プラットフォームだなんて、なんだかワクワクしますね。