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盛り上がるブレストばかりが良いブレストじゃない。沈黙も含めて大事にしたい。(アイデア・デザイン・創造学を研究しているといろんなTipsに触れます。600文字で紹介します。)

防災アイテム、5つの切り口

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防災アイテム、5つの切り口

  1. 人命保護の面で優れる
  2. 使い方がわかりやすい
  3. 肉体的に劣勢な時(片腕を負傷、子供を抱えたまま)でも使える
  4. 災害時のいつ使うのかが明確
  5. 平時も使える

これは、2008年から2009年に、私がみやぎ工業会の技術交流員として行った「ライフガードデザイン部会テストケース」での活動の中で取りまとめられた5指標です。ある指標を基に考案されたものです。防災のアプリ、防災のアイテムを、作るのは、デザイナーや研究者だけのものではない、と今回の体験を通じて思いました。この指標は完全ではないかもしれませんが、現場にいて工夫を考えていく人の拠り所に(ほんの少しでも)なれば、と思い、掲載します。

「こんなの有ったらいいな」と思った時に、上記の5つの切り口でアイデアを拡げてみると、更にアイデアを育てることができます。特に当時アイデア出しにトライして思ったのは、5は大事だ、ということです。しまいこんでしまうと緊急時に出せなくなります。平時でも使える、という観点で発想を拡げると、「アウトドア用品への展開」や「新しいスタイルの遊び道具」になることが多いようです。


追記:

4月15日、アジャイルジャパン2011の仙台サテライトでは、15時から90分、アイデアワークショップを行います。防災の、ではないですが、アプリやWEBサービスをを発想するワークショップです。(たぶん、まだ、残席があります)

5月中旬、千代田の会場と仙台をオンラインで結んで、チャリティーワークショップ(防災アイテムを発想するアイデアワークショップ)を行います。

どちらもイベントも、参加した人が、着て本当に良かった、楽しかったと思えて、ひいては、人や社会のエネルギーを高めるようなものにできればと思います。

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