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Sunを買収したのはOracle、神々の信託で太陽は救われるか?

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これまで噂されていたSun買収の顛末ですが、ついに状況が確定しました。 今年3月にIBMが買収するとの話が業界を駆け巡りましたが、その話が4月に破談し、 そこからわずか2週間足らずでOracleが買収することになったそうです。

先ほどOracleとSun社のウェブサイトには公式コメントとして発表がなあれました。この結果、 新たな総合IT企業が誕生することになります。

OracleはFusion Middlewareというビジョンを背景にアプリサーバ(Oracle WebApplication Server、WebLogic)やデータベース(OracleDB)だけでなく、OS(RedHat Linux、Miracle Linux)や仮想アプリ(Oracle VM)も提供している非常に力強いベンダーですが、 いずれもソフトウェア製品そのものやサポートサービス(Oracle OnDemand)に限られており、 この点でHPやIBMと大きく異なっていました。

今回の買収によりOracleはSunの優れたハードウェア製品を手中に納めたことにより、 これからは同じようなソリューションをクライアントに提供できるようになるでしょうね。

気になるのはSunが持つソフトウェア資産があまりにもOracleの既存ラインナップと被っていることです。例えば、 WebアプリサーバとしてSunはグラスフィッシュ(しかもライセンス料ナシ)を持っていますし、データベースにはMySQLがあります。 認証管理製品もそうでしょう。

特にWebアプリサーバはOWAS、WebLogicが既にOracle内で競合しており、 営業さんも売り込み方に迷っていることと思います。

明後日からOracle OpenWorld Tokyoが東京で開催されるようですが、 ここで何らかの発表があるのではないかと期待しています。

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