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悪質情報商材の契約無効及び返金依頼通知のフォーマット

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以前のエントリーで情報商材業界の悪質性について触れましたが、コメントを頂いた方で、 販売業者はもとよりASPも対応がいい加減でうやむやにされそうだ、という悲痛な叫びを頂きました。

そこで、ご参考までに、悪質な情報商材、特に法律に触れる内容で返金保証付きのものを購入してしまった際、 ASPに対して送付した方がよい通知書の文面の参考例を公開しておきます。本文面は、最近ネット上で例の「インド式~」 に対する通知フォーマットを汎用化したものですので、ご活用下さい。

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○○ASP
代表取締役 殿

<契約無効及び返金依頼通知>

冠省、私は貴社決済サイト○○○にて○月○日○時○分にて商品名「○○○○○」(販売者:○○○○ <販売者の住所も明記>)をxx, xxx円にて購入(○○カードにて決済)した山田太郎(住所・電話・取引IDなど)と申します。

当該商品は販売サイト上、アフィリエイトビジネスのノウハウ書の購入を勧誘し、「全額返金保障がついているので金銭的リスクはゼロです」 「マニュアル内手順を実践してから1ヶ月で万が一○○万円以上稼げない方が出ましたら購入代金を返金させていただきます」 という契約条件を提示し(その事実は特定商取引法の法定表示にも記されているところです)、また、 些細な質問でもメールサポートする旨が勧誘文言として記されておりますが、 実際には法律に反する○○○○○を行って他者から金員を搾取するノウハウの紹介であり、その実行可能性は現実的ではありません。

これらの犯罪収益の獲得がノウハウであるという消費者の不利益事実は当方へは一切告知されておらず(消費者契約法4条違反)、 このような犯罪収益を前提とした返金制度などは公序良俗に反する契約(民法第95条)です。

総体的には故意的な詐欺(刑法246条)に問われる事案と思量されますが、まずは消費者契約法及び民法90条、 95条により契約を無効とさせていただきますので、その旨ご了解頂き、当方への速やかな返金手続きをお願いしたく存じます。

返金先 ○○銀行○○支店 名義 ○○

返金時期をお知らせ下さい

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