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BMWとクライスラーが怒り心頭の双環汽車(中国自動車メーカー)

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フランクフルトで今月中旬に国際自動車ショーが開催されます。

世界各国から自動車メーカーが自社製品を持ち寄って展示するわけですが、 今回も中国自動車メーカーがトラブルを起こしそうな勢いですね・・・・・というか、既にトラブルになっているのですが、 BMWが双環汽車という中国自動車メーカーを提訴しました。

原因は、双環汽車が出展しようとしている「CEO」という車種がBMWの「X5」にエクステリア(外観) が酷似しているからだということです。CEOは10月にもドイツ国内で販売する予定なので、 それを阻止するために今回提訴に踏み切ったようです。

X5とCEOがどれくらい似ているか、ネット上でも意見が多少割れているようで、 完全な模倣とはいえないかもしれないという意見もありました。

しかし、双環汽車の別の車種「小貴族」は、クライスラーの「スマート」を100%模倣しているとしか思えないエクステリアであり、 これを見る限り、CEOもX5を完全に模倣して製造したとしか思えません。

【参考:小貴族】

小貴族 双環汽車

【参考:スマート】

クライスラー スマート

※ガンダムに例えると、ドムとリックドムくらいの外見差でしょうか
  (つまり、ほとんど同じってことです)

ちなみに、外観は似ていても、その強度はまったく比較にならないほど脆弱であることは、 YouTubeなどの動画サイトに投稿された衝突実験の動画を見ると明らかです。

http://jp.youtube.com/watch?v=5yFglm6veuA

これを見ると分かりますが、中国車に共通して言えることは、製造原価を下げるために、安全強度に満たないものも販売しています。

クライスラーのデザイナーとエンジニアが意見を戦わせた末に、デザインと性能、信頼性を兼ね備えた製品「スマート」 が誕生したのだと思います。

以前、どなたかのコラムニストの方が書かれていましたが、自動車というのは一つの工芸作品であって、一流のデザインだけを真似ても、 そこに一流の魂は宿りません。外側が同じでも、一枚皮をめくると中身は脆弱で安全性を考慮していない欠陥商品です。

恥ずかしげもなくこのような製品を製造するだけでなく、国際展示会にも出品してしまう方々に対して、 一刻も早くプロフェッショナルとしての意識に目覚めてほしいと切に願います。

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