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「仮想化」をキーワードに情報インフラの世界を考察します。

背表紙が見える書籍のネット検索

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先日、ネットを検索していたら、こんなサイトを見つけました。

 ■想―IMAGINE
   http://imagine.bookmap.info/imagine

このサイトはキーワードから連想される書籍をグラフィカルに表示できるのがポイントです。例えば、「インターネット」 という単語で検索すると、次のような検索結果が表示されます。

以前、オルタナブロガーの高橋徹さんが、書店で本選ぶ感覚でamazonが使えたらなぁ、 というような話をしていたと記憶していますが、これはまさにそのイメージ通りなのかなと思いました。

もう少し早くブログに書こうと思っていたのですが、色々と忙しさにかまけて忘れていました。そんなところに、asahi.comで「 「提案型」の「連想検索」広がる ネット検索」という記事にこのサイトが紹介されていたので、思い出すことが出来ました。

この記事では、こんな文章で紹介されています。


『国立情報学研究所が06年7月に始めた書籍検索サービス「想―IMAGINE」は、この連想検索技術を使っている。新書1万冊、 大学図書館など1000館の蔵書900万冊などの目次や内容が調べられるこのサービスで、例えば「プロ野球」と入力すると、 プロ野球という単語そのものを含む書籍以外に、米大リーグやスポーツ科学に関する書籍も表示される。

 関連性の高さは、検索に使われた単語と他の単語が、ウェブサイト上で共に使われる頻度から判断する。 共に使われる頻度の高い単語を含む書籍は、検索語として入力されていなくても、利用者の関心が高いと判断して表示する仕組みだ。

 技術開発に携わった同研究所の高野明彦教授は「利用者が思いつかなかった内容も提示でき、 検索結果をもとに発想を広げられる利点がある」と話す。』
http://www.asahi.com/business/update/0819/TKY200708190168.html

皆さんも是非一度お試しあれ。

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