「仮想化」をキーワードに情報インフラの世界を考察します。

今年のPersons of the Yearは「あなた」

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タイム誌といえば、Persons of the Yearを発表していることで有名です。毎年、 その1年で最も世界に影響を及ぼした人物が選ばれます。昨年はビルゲイツ夫妻とボノ(U2ボーカル)でしたね。

今年は誰になるかと期待していたら、意外にもタイム誌が選んだ答えは「You」、つまり我々自身でした。

理由として挙がっているのは、MySpaceに代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)や、 YouTubeのようなUGM(ユーザ・ジェネレイティド・メディア)で個人が生み出すコンテンツの爆発的な広がりとその影響力です。

確かに今年に入ってからユーザが発信する情報量は爆発的に増えているように思えます。

例えば日本のmixiを例に挙げると、2005年7月の時点で会員数が90万程度であったのに、2005年12月に200万人、 そして2006年7月についに500万人突破しています。発表数に重複アカウント等を含んでいるとはいえ、たった1年で会員数が5倍、 しかも500万人にもまで膨らんだというのは驚きに値します。

YouTobeはもっと顕著で、2005年2月に開設されてから1年余りで月間視聴数が800万を突破する一方、 2005年12月には20万人しかいなかった日本からの視聴者が2006年5月には400万人に達しています。 半年足らずで20倍というのも驚異的です。

インターネットが広まり始めた90年代中頃から「これからは個人の時代」と言われ続けてきましたが、あれから10年、 ついにメディアの象徴タイム誌も「個人の時代」を認めたかと思わせる今回のPersons of the Year、 個人的には拍手喝采です。


思えば、私がこのブログをITmediaで始めたのは今年からでして、当初は普段なかなか見えてこないシステム運用の裏側に焦点を当てて、 読者の皆様に紹介していこうと思って書き始めたことが今でも記憶に新しいです。

ですので、当初はIT業界のデスマーチをテーマに取り上げたりしていましたが、途中から日々の雑感も交えるようになり、 非常に反響の大きかった先月のmixi中国版に関するエントリーを書くようにもなりました。

来年はもっともっとIT業界の中身について皆さんと意見を交わしていきたいと思っておりますので、 今後ともお付き合いの程を宜しくお願いいたします。

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