世の中には相容れない関係の例えで「水と油」という表現がありますが、IT業界では「MSとNovell」と言い換えても意味が通じるほど、両社はあらゆる面で争っていました。
Novellの代表製品といえばNetwareですが、それ以外の製品でもことごとくマイクロソフトに戦いを挑んでおり、Novell創業者レイノーダの強い意志が滲み出ていた企業です。
Windows vs SUSE Linux
Active Directory vs eDirectory
Exchange vs GroupWise
MS-Word vs Word Perfect
MS-Excel vs Quattro Pro
MS-DOS vs DR DOS ...etc
今回の「歴史的」な提携は、今年に入ってレイノーダが亡くなったことが最大の要因のようです。元々、Novellの中ではMSとの共闘路線を考える派閥もいた訳ですが、これまではレイノーダの強い意志に抑えられていたのでしょう。
今回の提携で決まった主要点は次の通りです。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/03/news012.html
- 共同研究施設を設立し、WindowsとLinuxの相互運用を可能にするソリューションの開発やテストを行う。同施設では、顧客やオープンソースコミュニティーとの共同作業も行う。
- 相手企業製品のユーザーに対しては、特許侵害を申し立てない。両社間ではロイヤルティなどの支払い条件についても合意済み。
- 共同開発したソリューションのマーケティングや営業、サポートを共同実施。これにより、MSはLinuxを必要とする顧客にSUSE Linux Enterpriseを推奨する。
これで、マイクロソフトの脅威がまた一つ減りました。残った反MS陣営の今後の動きが気になります。
Special
- PR -| koya | 2006/11/03 15:08 |
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このタイミングで、というのはびっくりです。ノーダ氏が亡くなってからまだ1カ月も経ってません。四十九日まで待てなかったんでしょうか。ライセンスに関してユーザーの免責を相互に図るという条項は、SCO訴訟と関係あるのかないのか。気になるところではあります。 | |
| NAKA | 2006/11/05 23:14 |
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あざといという表現をすべきか迷いましたが、この業界でそんな甘いことを気にしては生き残れないのでしょうね。 免責については、なるほどおそらくkoyaさんが考えている通りだと思います。MSは資金供与などでSCOに与しており、そのSCOはNovellとUNIXに関する訴訟を行っていましたよね。当時、SCOはIBMとUNIXに関する訴訟をしていましたが、SCOがNovellやIBMと十分な法廷闘争を行えるよう、裏からMSが手を入れていたというのは耳にしたことがあるような。 | |

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