情報格差などがもたらす情報社会の問題について考える

あたりまえに電話が使えないってこんなに不便なんです!

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100人に1人は耳にハンディをかかえている

ご存知ですか?国内には、耳にハンディキャップを持っている人が少なく見積もっても100万人以上いると言われています。およそ100人に1人となる計算です。

そして、実はわたしもその内の1人で耳が聞こえません。

・夜中に急病になって病院へ行きたい時
・緊急で人に確認したい時
・不在で受け取れなかった宅配便をすぐ受け取りたい時

こんな時は電話は便利ですが、私は耳が不自由なので電話ができません。これまで何度か家族や友人などに代わりの電話をお願いしたことがありますが、都合が悪かったり、夜中だったりして、なかなか電話をかけてもらえなくて困ることがたくさんあります

人と人をつなぐ電話リレーサービス

でも、解決する方法があります。それは、「電話リレーサービス」です。

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電話リレーサービスとは利用者が自分のコミュニケーション手段(手話、文字)などを使用して、通訳オペレーターとコンタクトし、伝えたい・聞きたいことを通訳オペレーターが利用者に変わって第三者に電話をかけて連絡を行うサービスです。アメリカや欧州(スウェーデン、ドイツ、イギリス、スイス、フランス、ノルウェーなど)、韓国、タイ、オーストラリアなど20カ国以上の国では、電話リレーサービスがすでに定着してています。

24時間対応ではない電話リレーサービス

日本では2000年頃から国や日本財団の援助により複数の民間企業が電話リレーサービスを開始していますが、十分なサービス水準に達していません。

日本では使用人数に限りがあり、24時間使える状態ではありません。

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ご存知ですか?用事をすませるのに何倍ものの時間がかかっていることを

私は、日本財団が提供している「電話リレーサービス・モデルプロジェクト」にて、電話リレーサービスを試用しています。業務において、業務委託先の業者と打ち合わせする際、これまではメールを数往復するやり取りをすることで、発注条件や価格などを2週間ほどかけて決めていました。しかし、電話リレーサービスを利用することで、わずか数十分の電話にて全ての打ち合わせを済ませることができました。メールだとリアルタイムにコミュニケーションできないので、相手の返事を待つ必要がありますが、電話だとその場で相手の意向やニュアンスをリアルタイムで知ることができるので非常に効率良く進めることができます。

電話リレーサービスを利用する時としない時とでは、雲泥の差があります。このような機会は、長い人生の中では、何度なく繰り返されることであり、それを積み重ねると電話リレーサービスを利用することで電話が使えるようになることと、そうでないことの差は非常に非常に大きな格差となります。

あなたの1筆で格差解消につなげてみませんか?

そこで私は20カ国以上の先行国と同様に「電話リレーサービスによるバリアフリー」を実現したいと考えています。

私の所属しているNPOインフォメーションギャップバスターでは、このような情報格差を解消するための活動をしており、Change.orgでオンライン署名を行っています。電信電話事業を管轄している総務省に対して、以下の内容で陳情する予定です。

・電信電話会社の電話リレーサービス提供の義務化

・地域格差解消のための既存のユニバーサルサービス制度と同様にハンディキャップによる格差解消のための制度設立

目標は1万名で、10/1現在で、紙による署名と合計して、6,000名の署名が集まっていますが、まだ足りていません。

署名やシェアなど、みなさまのご協力をどうかよろしくお願いいたします。

▼オンライン署名はこちら▼



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