情報格差などがもたらす情報社会の問題について考える

今後の情報リテラシー教育に期待すること

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情報リテラシー教育の実態とガイドラインの考察(私立大学情報教育協会)によると、加盟大学での情報リテラシー教育の実態の調査の結果、課題解決能力の一環として、情報を読み解く能力と解の妥当性を判断する情報の科学的能力の教育が大半の大学で実施されていないとのこと。 情報量は年々増えて行く一方で、ビッグデータというソリューションも出て来ている世の中、如何に素早く情報を処理出来るかが重要なポイントになって来ている。 その中で、人間側の課題解決能力の教育が不十分というのは、情報のインプット量が増えて来ているが、情報のアウトプット量がさほど増えて来ていないという事になるのではないでしょうか。 情報がある事は知っていても、使いこなせない、知識に結びつかないということが頻繁に起こりうるのではないでしょうか。 その結果、多くの人が情報ストレスにさらされることになるでしょう。自分では意識しない内にこの情報ストレスが負担になってて、メンタルに何らかの影響を及ぼしている可能性がありそうですね。 もう1つ気になっているのが、情報収集やコミュニケーションをIT技術に頼り過ぎている点です。確かに情報収集やコミュニケーションをIT技術を使って行うと、簡単で効率的かもしれません。個人的には、それで良いのかという疑問を持っています。IT技術だけでなく、Face to Faceで人から情報を得たり、対話したりするような対人力やヒューマンスキル(良好な人間関係を築く為に必要な能力)が必要なのではないでしょうか。 IT上の情報はデジタル化されており、アナログのような統合的情報が欠けているため、対人から得られるような情報も得ることで、バランスよく情報を得る必要があると考えています。そのための教育は今後は一層必要になってくるのではないでしょうか。 個人的には、情報リテラシーは、IT技術を活用して情報を扱う能力だけでなく、対人関係や本や新聞等のアナログメディア活用した情報を扱う能力も含まれていると考えています。 まとめますと、今後の情報リテラシー教育には、以下の2点が必要ではないかと思います。 ◆今後の情報リテラシー教育に期待すること (1) 大量の情報の中から効率良く情報を取り出して、意味のある分析結果を出すためのスキルを身につける (2) 対人力やヒューマンスキルなど、ITリテラシー以外の情報リテラシーを身につける 上記について、みなさんのご意見を頂けると嬉しいです。

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