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【お仕事の孤独と矜持】-日々の徒然リベンジ・マッチ-

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コンニチワ。鈴与シンワート株式会社のマサバヤシです。

日々の徒然でも書くかって失敗した前回。今回はリベンジです。題名も決めてます。ということは書くことがイメージできているということナノですよ。むふふ。

もう一度手帳を手繰って。いや、これやるとダラダラしちゃうんです。学習してるんですヨ。ワタクシは。さすがリベンジ・マッチ。今回はテーマを絞りますよ。この仕事についてって。ワタクシの置かれた環境についてご紹介。

じゃあ、アナタ何してるの、サボってんじゃねーの。軽口ブログなんて書いてさ。暇なんじゃねーのって、社内でも誤解されがちなワタクシ。でもガチで忙しいのですよ。本当のところ。パツンパツンですよ、頭の中。

■本文■

真面目にいかなきゃー。入り方が大切って本文。

ワタクシのお仕事ですが、まず組織。当社のHPから組織図ご覧になっていただけると分かるとおり「企画推進室」ってあります。ありますよね。

で実際そこは4つのセクションに分かれていて、ワタクシが所属するのが「事業企画」。でどんなヒトがいるのーってワタクシひとり。ぽつりと一人ぼっち。なんて。でも本当。ひとり部署です。でもまぁ他のセクションは何名かで構成されていて、ひとり部署と言えど、他のセクションの方と同じシマ。なんだー、部屋にひとりではないんだー。
そうだよそうですよ。だから、それは別に孤独ではござりませぬ。
そして組織のヒエラルキー。ワタクシの上司と云えば、取締役たるボス。そしてその上は社長。今は部下もなし。

というわけで末端の組織構成員でありながら、部門の責任者であり、ボスの番犬のごとく手足を動かし頭を動かし、一番口を動かして好きなように、適当なことをしているわけです。一人って気楽。素敵。そんな面もありますね。
実際のところ。それなりの裁量があって自由、フリーダム。

そしていつもどんな仕事をしてるかと云うと、例えば、大した機密でもないけどなんかまだ社内じゃ非公開なことをしてたりして、資料も机に広げらんねーよ、って、怪しげにひとり会議室にこもって仕事なんてことも度々。
もうちょっとだけ具体的に例を挙げると、役員会の資料作成社長向けの意見上申の作成とか、次の組織図作ったりとか。サラリーマンってソシキに敏感ですよね。でもどんな組織かは未だいえないですけど。ニヤリ。

何だよカンダヨ。結局わからねーじゃんって。時期が来れば分かります。時間が経過しないと云えませぬ。

で組織なんかはボスから「3つくらい案つくっとけ」という命令のもとサクッと作ったものがベースに走り出したりして。自分は不用意なことできねーっスって発言には特に慎重になるのであります。肝要なところはぼんやりと。自分が機密漏らして今の100円台の株価が10倍になったりはしないと確信してるけど、まぁ一応上場会社ですからネ。
要するにあまり何してるか云えないってこともあるってコトです。

悩ましいのが言ってよい情報と言ってはいけない情報とが同じトーンでやってくるから、何だか訳わからねーやって、最近では社内の皆サマと酒を酌み交わしても妙にダンマリしちゃったりして。

特にボスの前でヒトの良し悪しなんか、絶対にいえないスよ。どんな風に捉えられるか分からないから。
という訳で自分は、基本的に何事も自分で消化していかねばならぬ。愚痴も云わず。咳をしてもひとりってな感じで孤独。その辺が孤独。

で改めて思ったのですが、経営者とは孤高の存在であることよ、って事です。ボス然り社長然り、その孤独感たるや想像を絶しまする。上のヒトの悪口なんて云うのは簡単。オトコは黙って、黙して語らず。いろんな責任や判断を自分で背負うとは何たる強きハート。

最近自分が心に決めたのは、汚れ役はワタクシが引き受けますよってことだったりします。いろんな場面にお供してキツイことも心情とは別に言わなきゃいけないって場面。どうしてもありますよ。そんなシュチュエーション。
最近はそれをワタクシが云う事で、スケープゴートになって組織の長たるボスへの求心力につながれば幸いであると。ボスの孤独を少しでも引き受けること。それが仕事。その孤独に耐えることこそ私の矜持。

でもひとつだけ悩ましいことがあることをここに告白しまする。

当家に迎え入れた間もなく2歳になる若旦那がペチャペチャしゃべるようになって「トト(父)の仕事は何なりや?」と聞かれたときになんて
答えたらよいのだろう、と。
はっ、小ちぇー悩み。ジギョーキカクだよジギョーキカク!いつまでこの部門かも分からないのに悩んでもしょーがねーやっ。

■宣誓■

ちょっと今回はトーンいつもと違いましたかね。たまにはこんなのも良いよねって

「誤字脱字、文法、文書校正の品質は意識しません!」

といつもの宣言で、無事に終稿。

<了>

-正林 俊介-



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