オルタナティブ・ブログ > 「ベンチャースピリット」 X 「セレンディピティ」 >

シリコンバレー駐在のIT商社マン、榎本瑞樹(ENO)が綴る米国最新ICTトレンド

uWinkでデジタルサイネージを体感!

»

今週は出張でシリコンバレーに来ています。やっぱりカリフォルニアのからっとした天気は良いですね。

ラスベガスで開催されたDigital Signage Expoに行ってからというものディジタルサイネージにアンテナが立っていて、町中の看板や店舗が気になります。Googleのお膝元であるMountain Viewを歩いていて思わず立ち寄ってしまったのがこのuWinkというレストラン。

20090303_001

店のガラスには「Food」+「Drink」+「Media」の表示。各テーブルに端末が設置されています。店内にいる人たちは黙々とその端末に向かっていて、どうやらオンラインゲームに夢中な模様です。

20090303_009

一人一台タッチパネル端末。ちょっと異様な雰囲気です。

 クレジットカードをサッとスワイプすると店員さんが即座にやってきて「Hi,Mizuki, Welcome to uWink」とごあいさつ。一瞬「え?何で名前わかるの?」とドキっとしちゃいました。クレジットカードから情報がリアルタイムに伝わっているんですね。注文も支払いもタッチパネル端末上ですべて済んでしまいますし、指でサインするとレシートがいる場合はウェイターさんが持ってきてくれます。

言語は、英語のほかスペイン語、ドイツ語、イタリア語、中国語、日本語、韓国語などに対応していて、フロリダ州のフォートローダーデイル(Fort Lauderdale)国際空港でも採用されているとのことでした。それから、お客さん全員参加型のクイズ・ゲームも楽しむことができます。結果が大きなスクリーンに映し出されます。

20090303_002_2

注文やゲームなど選択できる画面です。

20090303_003

スイーツ好きがばれてしまう明細ですが。。。こんな感じでオーダー及び決済ができます。

このuWinkiはゲーム産業の父と言われたNolan Bushnell氏によって2000年に創業されています。ビデオゲームのAtari、エンターテイメント・レストランのChuck E Cheese’sで有名な経営者です。当時のビジネスモデルは「レストラン向けにインターラクティブなエンターテイメント・システムを提供する」というものだったそうですが、結局上手くいかずにそのシステムを利用したレストラン経営に自ら乗り出しています。

ここ最近は赤字続きだったせいか、今日のニュースによるとタッチパネル端末のメーカーでuWkink全店舗を手掛けているTapcodeに技術面の譲渡するようですね。

そういえばボストンの超有名なレストラン「Legal Sea Food」でも場所によってセルフ決済端末が導入されていましたね。日本では居酒屋やファミレスで注文まではありますが、決済までは自分でするのはこれからでしょうか。

Comment(2)