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メイキング・オブ・EdTech JAPAN Pitch Festivalプレゼンテーション

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3連休の初日の9/15(土)に、デジタルハリウッド大学大学院佐藤昌宏研究室(EL研究室)主催の『EdTech JAPAN Pitch Festival vol.1』で登壇させていただきました。

「テクノロジーの力で日本の教育に新しい風を!」のスローガン通り、日本の先端EdTech企業が集結。それぞれの教育に対する思いや、現在取り組んでいる活動を発表しました。オンライン英会話ベストティーチャーも、本イベントの趣旨に賛同し、当日へ向けて全力でプレゼン資料を作成してまいりました。プレゼン当日にいたるまでに私がどのような過程を経てプレゼン資料の作成をしてきたかの舞台裏を、今回のブログで公開します。

8月14日 ご登壇協力のお願い

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注:佐藤先生の掲載許可を得ております。

デジハリの佐藤先生から、このようなお誘いのメールをいただきました。メールをいただいたときは、ついにこのようなイベントが日本でも開催されるのか!と小躍りしました。その理由は、海外ではEdtechと言われる教育系ベンチャーが高い評価額で多額の資金調達をして注目を集めていますが(ShowMe2torCourseraなど)、一方日本はというと、教育は重要性の割に注目も資金も人材も集まっておらず、テクノロジーの進化の恩恵を受けてイノベーションが起きているとは言い難い状況です。

日本のEdtech全体を盛り上げるイベントをデジハリさんが企画してくれたことがとても嬉しかったですし、微力ながら貢献したいと思い、是非やらせて下さい!と登壇を引き受けました。

9月11日 佐藤先生と打ち合わせ

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佐藤先生から、ご挨拶も兼ねてイベントの趣旨等をご説明をさせていただきたいと御丁寧にメールをいただきました。私としても、どのようなことを話せばいいのか決めかねていたので、オフィスで一回お会いすることになりました。

海外ではEdtechが盛り上がっているのに日本ではそうでもないことが歯がゆく、業界全体を盛り上げるイベントを行いたい、ということと、でも登壇者の方には自社サービスの説明だけに終始してほしくなく、①どんな思いを持って始めたか②今どんな活動をしているか③今後どうしていきたいか、をプレゼンに入れて欲しい、とオーダーをいただきました。

打ち合わせは少しの時間でしたが佐藤先生の人柄に惚れて、これはいいものを作らなければ!とテンションが上がりました。

9月12日 話したいネタを箇条書きで列挙する

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私がプレゼン資料を作成するときは、いきなりパワーポイントを触らずに、今感じていることやここを問題提起したら面白いのではないか、というネタを順番を考えずに1つでも多く列挙します。

ベストティーチャーのサービス紹介資料は今までに莫大な量を作成してきて自分自身食傷気味になりつつあったので、ここは1つ目線を上げて、教育とは何か、学びとは何かを抉るような資料を作成したいと思いました。海外との比較、同期非同期、対面非対面、B to CかC to Cかなど、いろいろな切り口から思いの丈をとにかく書きなぐりました。

9月13日 箇条書きのネタをビジュアルに起こしていく

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箇条書きで書きなぐっていったネタを、ビジュアルに手書きで起こしていきます。なぜビジュアルにしないといけないかというと、文字ではプレゼンをみている方に直球的に伝わらないためです。

感覚的には、動画>デモ>写真>図解の順番にインパクトがあると考えています。今回はスマートフォンでのデモを中心にプレゼンを組み立てようと目論んでいたため、それ以外のスライドをどれだけ図解化して伝えられるかに命を賭けました。

この段階でもスライドの順番などは意識せず、とにかく片っ端からビジュアル化していきます。この作業にはそれほど時間を要しません。2時間で20枚ぐらい起こしました。この後、パワーポイントを触るときにまた新しいアイディアがどんどん出てくるので、この段階で完成させようとしないのがポイントです。

9月14日 ストーリーを考えながらパワーポイントでスライドを作成する

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この段階が一番きついです。いわゆる「はまる」状態になると、何時間かけてもまったく進まず、あれ締切何時だったっけ?という極限状況に追い込まれます。ネタの箇条書きも、そのビジュアル化も、ストーリーを考えず作っているので、相互の結びつきがあったりなかったりします。

よって1つのストーリを考えたら、そのロジックに適さないスライド案はどんどん削除していきます。この捨てることがなかなかできないときは、ド壺にはまってしまいがちです。

今回は、「どんな英会話サービスを作るべきか?」を考える前に「学び・教育とはなにか?」を考えました、というストーリーを思いついたときに、すべてのもやもやが吹っ切れました。①どんな思いを持って始めたか②今どんな活動をしているか③今後どうしていきたいか、というサービスに関する話と、教育や学びとは何かという話をどう絡めるかに一番悩んでいたのですが、それが一発で解消されたときは嬉しかったです。

そしてできあがったのがこの資料です。

下記の4部構成でストーリを組み立てました。

  • ① 問題提起
  • ② 解決案の模索
  • ③ あるべき解決策
  • ④ コール・トゥー・アクション

① 問題提起

スライドP2~5

教育分野において、どんな問題を解決したくてサービスを開始したかを伝える大切なパートです。ベストティーチャーの場合は、98%の日本人が英語が話せないという問題を解決するためにサービスを始めました、と導入で切り出すことで聞き手の共感を誘っています。

② 解決案の模索

スライドP6~29

ここが今回のメインパートです。「どんな英会話サービスを作るべきか?」を考える前に、「学び・教育とはなにか?」を考えて、それを「レッスン頻度」「講師」「時間と場所」という3つの切り口から考察を入れています。

③ あるべき解決策

スライドP31~32

②で正しい解決策はこうだ、と定義したので、それを実現できるのがベストティーチャーです、と言い切るパートです。

④ コール・トゥー・アクション

スライドP33

マーケティング用語である「コール・トゥー・アクション」とは、今回のプレゼンを聞いてくれた方に取ってもらいたい行動に誘導することです。今回は、聞き手にユーザーとして無料体験レッスンを受けていただきたかったので、そのお誘いをしています。

そしてリハーサルですが、いかに話す内容をアドリブっぽく見せるか、が持論であるため行いませんでした。話す内容はそれまでのイベントの流れや、当日来ていただいた方の雰囲気を見ながらその場のノリで話します。持ち時間が15分と決まっていましたが、尺に合わせてスライド資料の枚数を調整したり、時間をはかりながら通しでリハーサルをしたりもしません。だいたいの時間感覚で、本番中に話す内容を分厚くしたりシンプルにしたりしながら調整します。

9月15日 EdTech JAPAN Pitch Festival当日

当日の様子は、Ustreamのアーカイブでご覧になる事が出来ます。

Video streaming by Ustream

00:05:40 主催者挨拶 デジタルハリウッド大学大学院EL研究室 佐藤昌宏氏

プレゼン(前半)

00:11:45 森 健志郎氏 株式会社スクー / schoo WEB-campus

00:30:05 景山 泰考氏 キャスタリア株式会社 / iUnivgoocus

00:51:10 辻川 友紀氏 株式会社シェアウィズ / ShareWis

01:04:20 藤本 崇氏    株式会社IntheStreet / Street Academy

01:18:44 水野 雄介氏 ピスチャー株式会社 / Life is Tech!

Video streaming by Ustream

00:00:15 学長挨拶 デジタルハリウッド大学学長 杉山知之氏

プレゼン(後半)

00:07:09 中村 孝一氏 eboard / eboard

00:22:44 廣瀬 高志氏 株式会社クラウドスタディ / Studyplus

00:38:58 石原 淳也氏 CoderDojo tokyo / CoderDojo tokyo

00:57:10 宮地 俊充 株式会社ベストティーチャー / Best Teacher

プレゼンしてみた感想は、やっぱり人前で話すのは楽しい!です。普段、オフィスにこもってPCに触っていることが多いので、大きな会場で自分の思いの丈を聞いていただけるのは本当に嬉しいです。プレゼンはミュージシャンでいえばバンド、サッカー選手でいえば試合のようなものです。やっぱりライブが一番です。

今回のプレゼンで個人的一番に好きだったのは、Life is Tech!の水野さんのプレゼンです。ホームページに載せてある動画を見せてくれましたが、そこでユーザー(中高生)の笑顔が出ていたので、自分にもし子供がいる方であれば子供をキャンプに参加させたい、という気持ちになったのではないでしょうか。とても勉強になりましたし、心が洗われました。

9月17日 ブログ記事という謝辞

当日会場にお越しいただいた皆様、このような会を開催していただいたデジハリEL研究室の皆さま&佐藤先生、登壇されたプレゼンターの皆さまありがとうございました&お疲れ様でした。みんなのパワーで業界全体を盛り上げていきましょう!

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