晴天の霹靂(へきれき)、サーバ障害
某社サーバで大規模な障害が発生しているらしく、ウェブサイトが表示されずメール送受信もできないとクライアントから連絡あり。念のためですが、弊社は中小企業向けのウェブサイト構築開発や運用代行もしています。こちらが先に早く気付けばよかったのですが、いつも先手が取れるケースとはいかず...。
サーバの管理画面からデータベースにアクセス出来るので、データベースのデータは残っているかどうか、、、と確認しようとしたところ、まるっとデータベース(全てのテーブル)ごと存在しない状態。加えて、諸アカウントも再設定が必要で、サーバは初期化されてサーバ上のファイルはほぼ全て無くなっている始末。
「今週末まで復旧作業かな...。」
そう考えるとサーバ会社への不満も積もりますが、しばらく安定動作していたサーバだっただけに、油断や障害への準備が足りないところもあったかも知れず...。安定して慣れてしまう方がリスクを抱えてしまい、逆に小さなトラブルが続いくほうが引き締まることってありますよね。
トラブルへの対応は、自分自身あるいは会社の実力が試されているようにも感じます。もちろん起きないに越したことはないのですが、如何にリスクを想定していたか、如何に準備していたかに加えて、それに関わる人の人柄、あるいは会社ポリシーなどが見え隠れする、真実を露呈してくれるイベントなのかも知れません。
さて、これを書いている現在、サービスもかなり再開したきた様子ですが、明日も対応が続く予定で本日はここまでです。
- 2012年6月25日 追伸
他オルタナティブブロガーの皆さまも今回のサーバ障害について記事を書かれています。
ぜひご参考くださいませ。
片岡麻実の「テクノロジーとリベラルアーツが出逢うとき」
・レンタルサーバのデータが障害で消失!? 個人ユーザはどうしたらいい? (追加情報あり)
・平凡でもフルーツでもなく、、、
レンタルサーバのバックアップサービスのところには「データの復元を保証するものではありません。」と注記があったりする
・坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング
高可用性(HA)とデータ保護は分けて備えよ- ファストサーバのデータが消えるべくして消えた理由
- 2012年6月26日 追伸
・バブル世代もクラウドへGO!
ファーストサーバ様におけるサーバー障害に関して、まとめと思うこと
- 2012年6月27日 追伸
・THE SHOW MUST GO ON
ファーストサーバの事例に見る「自分はインフラである」という自覚の有無