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復活! ウェンディーズ( Wendy's )@表参道

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 日本から1度は撤退した米国では業界第3位のハンバーガーショップ「Wendy's」。そのウェンディーズが復活するとのことで、オープン初日の27日に表参道1号店に立ち寄りました。約2年前(当時の親会社ゼンショー社)の撤退理由は「事業の選択と集中のため」とあり、ウェンディーズ自体の営業は黒字でありながら、フランチャイズ契約更新とはいかなかった経緯がある様子です。

「ウェンディーズ」全店、年内で閉店 (2009年12月11日 ITmedia News)

 今月はじめにテレビ番組「ガイアの夜明け」でも放送されていましたが、今回はヒガ・インダストリーズ社がフランチャイズ契約を結ばず合同会社を設立して事業を展開。同社代表は過去にドミノピザの日本進出を手がけ、原付バイクでの配達などデリバリーピザを展開した人物と放送していました。特に番組では日本の市場に合った方法を皆で真剣に議論していたのが印象に残っています。

 私は外食産業とは違う畑で仕事する単なるハンバーガー好きですが、都内を歩くと至る所にマクドナルドをはじめとするハンバーガーショップが目に付くのは私だけではないと思います。そういったハンバーガーショップ飽和状態に近い状況下、僭越ながらウェンディーズの責任者であったならば、日本へどのような再上陸を考えるのでしょうか。異なる業界でも参考になることは少なくないと考えます。

 

 ただオープン初日は師走の寒い中、1~2時間待ちとの係員から説明を聞き...翌日遅いランチに再来店しました。表参道1号店は都道413号を挟んで表参道ヒルズのほぼ向かい側に位置しています。マークの背景色や制服のデザインも黒をベースとしたものに一新されていて新鮮。

 知人に聞いたところ1号店をオープンした表参道・原宿・渋谷付近は「グルメバーガー」、「高級バーガー」と呼ばれる高級ハンバーガーの人気店がいくつもある地域とのこと。ウェンディーズもそれに違わず高級感を意識した方針を打ち出しています。
 日本だけの高級メニューを少し抜粋すると、「フォアグラ・ロッシーニ」(1280円)、「アボカド・わさび」(820円)、「トリュフ&ポルチーニ・グリルチキン」(920円)、「ザ・チリ バーガー」(780円)といった豪華なカタカナが並びます...。 

 上記の画像は、ウェンディーズ・バーガー・ダブル、日本限定メニューとの噂のナチュラルカットフレンチフライ・チリチーズ&チーズ・コンボ、ホット珈琲と合わせたセットで1000円強。ハンバーガーの肉厚は1センチ以上はあって、噛み付くと肉汁が溢れる、あふれる。以前に増して美味しくなって幸せが感じられると思います!

 色調こそ違うものの店内はスターバックス珈琲を思い起こさせますね。心地よい音楽が流れ、ゆったりした空間で比較的くつろげそうな雰囲気がありました。
 今後、池袋、青山一丁目、御茶ノ水など5年間で100店の展開を目標にしているとのこと。時々ノートパソコンでも持ち込みつつ、今後の展開を見守りたいと思います。

<参考>
ウェンディーズ・ジャパン
ガイアの夜明け(12月06日放送) ニッポン市場を掘り起こせ!~外資系チェーンが仕掛ける 次の一手~

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