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週末1日だけの東北震災ボランティア(レーベン/岩手県陸前高田市/移動編)

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(次回ブログ記事は作業編、そして次次回は準備編と続きます)

 2~3年前、ある視覚障害を持つ方々のNPO団体に少しだけ顔を出していたことがあるのですが、そのときの諸先輩のあんな方こんな方が最近、東北震災ボランティアとして協力されていることをブログで知って、遅蒔きですが私も初めて震災ボランティアに参加しました。

 ほぼ毎週末、関東などから東北被災地にボランティアバス(通称ボラバス)と呼ばれる東北震災ボランティアを運ぶバスがでています。運営会社によって観光が組み込まれているなどプランや参加費用は異なる様子ですが、今回はレーベンコーポレーションが運営するボラバス(レーベン号)に事前登録しました。良心的な参加費用でありながら、参加ボランティアへの配慮も細かく、しっかり運営している印象を持っています。
 ただ各自で事前にボランティア保険加入と最低限の作業道具の準備は必須と思いますので、ご注意ください。

レーベン2号外観

 行きと帰りは車中泊の1日だけのボランティア作業で、参加費用は、朝食代(おにぎり2個)、昼食代(弁当)、温泉代が含まれていて4千円。 TXつくば駅前で解散になるため、そこからの交通費や、夜の食事代など実際には各自もう少しだけ別途予算を配慮する必要があります。
 金曜日深夜、東京駅八重洲口に集まり、被災地(今回は岩手県陸前高田市)へに向かいました。

スケジュール(予定)より抜粋
 7時 コンビニ立ち寄り後、自己紹介
 9時 ボランティアセンター到着、朝食支給(おにぎり2個)
12時 昼食(お弁当支給)
15時 作業終了、道具片付け・洗浄、着替え
16時 ホテル・温泉などで入浴
帰り: ひとこと感想、途中1~2回SAに停車(夕食やお土産も購入できます)
到着: TXつくば駅前 早朝2~3時ごろを予定(始発までバス内で仮眠できます)

 レーベン号は2台で今回参加者は約50名程度(女性約3分の1)と、2台体制になったばかりで座席は余裕があった印象です。バスの画像は私が搭乗したレーべン2号車。正面や側面にかかれた 「手を貸すぜ 東北」という目立つキャッチコピーが周囲の視線を集めます。

レーベン2号内部の様子

 東北地方太平洋沖地震に遭われた被災地や被災者に対して、何かしたい気持ちはあるけど、何をして良いのか分からないでいる人は案外多いのではないでしょうか。私もその1人であり、余裕のない中で出来ることが無いかを考えることがあります。レーベン号車窓から見えた被災地の光景を振り返ると、震災後4ヶ月が経過した現在でも、まだ協力を必要としている地域は無数にあるように感じたと同時に、こういった週末1日だけの震災ボランティアに参加してみることで、前に進める人があれば良いなと思います。

 震災ボランティア初心者ですが、人々が被災地へ関心を持ち続けるよう「伝える役割」も果たすことも大切と聞いて、時々報告させていただければと思います。

 ボランティアバスで復興支援(つくば・東京発気仙沼行き)運行中!By レーベン
 ボランティアツアー・ボラバス募集状況(助け合いジャパン)
 ボランティアバス一覧(出発地別) | 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)

追記 2012年1月5日
ボランティアバス運営の価値観の違いから、2011年末に私が乗車していたときのリーダ役達はバスを降りて別団体を立ち上げており、現在のボランティアバス運営とは内容が異なる可能性があります。念のため追記させていただきます。

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