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Web2.0を使いこなす力(1) --評価編

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SNSやブログそしてYouTube等に代表されるように、Web2.0的ツールがコンシューマの世界や地域、そして企業内にも利用されるようになってきています。SNSやブログ等のWeb2.0を使いこなしていくには、一体どういう力が必要なのでしょうか?

 

Webやインターネットの能力を測る試験

ITの能力を測る試験は世の中にたくさんあります。Web2.0に近い試験をあげるとすれば、例えば、「Web検定(ウェブケン)」は、Webをデザインや、Webプログラミングの知識等を必要とします。また、「NTTコミュニケーションズインターネット検定」は、インターネットの利用技術や知識等を必要とします。Web2.0をヘビーに使いこなす人が必ずしも、このような試験に合格できるかというと、そうではないような気がしています。

 

情報リテラシーやメディアリテラシー等との違いは?

ITリテラシーという言葉のほかにも、リテラシーを使う用語として情報リテラシーやメディアリテラシー等の用語があります。メディアリテラシーという用語がWeb2.0を使いこなす能力について少し近い感じがしますが、CGMやマッシュアップ等のWeb2.0の発想は入っていません。

 

どう評価するのか?

世の中にはWeb2.0に関する書籍やサービスなどが氾濫しています。関係書籍をいろいろ読んだり、関連サービスを利用したりしますが、その能力を誰がどう評価してくれるのでしょうか?「Web2.0検定」というように、Web2.0に特化した試験があってもおもしろいとは思います。しかし、現実にはその能力を正確に評価する仕組みは見つからず、将来的にも評価する仕組みをつくることは難しいのではないかと考えています。

 
これから何回かに分けて、Web2.0を使いこなす力、つまりWeb2.0リテラシーとは何かを少し考えていきたいと思います。

 

 関連URL

Web2.0を使いこなす力(1) --評価編 (2007.10.17)

Web2.0を使いこなす力(2) --発信力 (2007.10.18)

Web2.0を使いこなす力(3) --受信力 (2007.10.19)

Web2.0を使いこなす力(4) --判断 (2007.10.28)

 


 

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