オルタナティブ・ブログ > 『ビジネス2.0』の視点 >

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

Web2.0を使いこなす力(2) --発信力

»

Web2.0を代表するツールは、ブログやSNSWikiそしてYouTubeやセカンドライフ等があげられます。また、“CGM(Consumer Generated Media)”と呼ばれるように消費者が生成するメディア(コンテンツ)も注目されてきました。そして消費者の発信するコンテンツが集まれば“集合知”としてジャーナリズムをも脅かす存在にもなりつつあります。

 

発信者の影響力

今年58日にNHKのクローズアップ現代「“カリスマ”続々登場!ブログ新時代」という特集が組まれました。NHKが放送したことにより、『アルファーブロガー』の認知とクチコミによる効果は一般にも認知されてきたと言えます。また、企業が『アルファーブロガー』の活用等を既にはじまっており、発信力のあるブロガーは市場に影響力を与えるようになりました。

 

発信力とは?

そもそも発信力とは何なのでしょうか?先ほど述べたように市場に影響力を与えるアルファーブロガーも発信力があると言えるでしょう。また、アクセス数やブックマークをされる数、そして他のユーザからトラックバック等で取り上げられることも、魅力ある内容を発信しているという視点で発信力のあるブロガーと考えることができます。そして何よりも大切なのは、魅力ある内容のコンテンツを継続して発信していけるというところも発信力の基本になると考えています。

今回はブログを例にあげましたが、例えばSNSのコミュニティや自分の日記で情報を発信すると、多く人がコメントを返してきたりするのも発信力ですし、YouTubeやニコニコ動画等に魅力ある動画コンテンツを投稿するのも発信力の一つでしょう。

 

発信力をつけるには?

ブログやSNS等に投稿し情報を発信していくという活動は、ITリテラシとはあまり関係ないと考えています。大切なのは、発信するという強い動機付け(モチベーション)と発信するためのアンテナの高さ、そしてコミュニケーションをリアルの場も含めて積極的にとっていく姿勢であると考えています。

 

 関連URL

Web2.0を使いこなす力(1) --評価編 (2007.10.17)

Web2.0を使いこなす力(2) --発信力 (2007.10.18)

Web2.0を使いこなす力(3) --受信力 (2007.10.19)

Web2.0を使いこなす力(4) --判断 (2007.10.28)

 

Comment(2)