理想のレトロなThinkPadが欲しいおじさんおばさんはフィードバックしよう
黒くてかっちりしたボディに赤くてぽっちりしたボタンは継承されていますが、古きよきThinkPadはそれだけじゃないんだーっ。
と、Lenovoに買収されるずっとずっと前(IBM時代)からThinkPadのデザインにかかわってきた(LinkedInを見たら、なんと1985年からIBMでデザインを担当している)Lenovoのデイビッド・ヒル副社長が熱く語っています。ちなみに下の写真は最新のThinkPad X250です。
ノートパソコンは数あれど、ThinkPadほど深く長い血統を誇れるブランドはない、とヒルさんは言い切ります。
で、1992年の700cの正統的な継承マシンであるX300(2008年発売)に近い外観に最新の機能を搭載したレトロThinkPad構想をぶちあげました。
もちろんロゴは赤緑青です(昔はしましまでIBMって書いてあった)。Thinkのiのぽちが赤く光ったりします。
そして、キーボードは7列で、エンターキーは青。いろんなステータスLEDがちかちか。さすがに分厚いままにはせず、厚さは56ミリの700cよりずっと薄い18ミリ。
万人向けではないけれど、こんな特別なThinkPadが欲しいと思う一定数の人々がいると思うんだよね、とヒルさん。
これは正式な発表ではないけど、もしも反応が大きかったら、実現できるかもしれないから、みんなの意見を聞かせて、とヒルさんは呼びかけています。
現在このブログには805件のコメントが付いていて、「これこそ僕が待ちわびていたThinkPadだよ! まじでこれが出たら愛用のMacBookを売り払って1台買うよ」「たった1台? おいおい、僕は2台買って、もちろん1台は保存用にするんだ」と大盛り上がりです。
日本にもThinkPad愛用者はたくさんいますよね。
レトロThinkPadを実現したい人はぜひ、ヒルさんのブログにコメントをつけてみてください。コメントが多いほど、実現の可能性が高まると思います。
ちなみに、下はThinkPad 700cです。