D-Dayなのに本因坊Doodleが世界で表示されて大変だったらしい
6月6日のGoogle Doodle(何かの記念日にGoogle検索のトップページのロゴが変わるやつ。はじまりについてはこちらを)は、本因坊秀策 生誕185周年記念でした。
Doodleは、世界共通のこともありますが、国別のDoodleというのもあって、5月5日に子どもの日のDoodleになるのは日本だけだったりします。
本因坊もそれほど有名じゃないので日本だけだろうと思ったら、世界でお祝いしてくれちゃったらしい。
間違えて。
まずいことに、この日は欧米的には第二次大戦で多数の戦士が犠牲になり、連合軍側の勝利へと流れを変えた「史上最大の作戦」、ノルマンディー上陸作戦70周年の日(D-Day)でもありました。
Twitterで「#Google」を検索すると、「Googleは何を考えてるんだっ」「Googleは歴史の勉強をしなおせ」「GoogleがD-Dayを無視して囲碁だかをやったどっかの日本人をテーマにするなんて不愉快だ」などのツイートが残っています。
しばらくしてGoogleはミスに気づいて本因坊Doodleをとりさげ、少なくとも米、英、仏のGoogleでは普通のロゴの下に「Remembering D-Day」という、D-Day記念ページへのリンクを掲載したそうです(BBCなどより)。(ちょっと探したんですがドイツのトップがどうだったのかは分かりません。)
GoogleはBBCに対し、「残念なことに、技術的なエラーで短時間ではありますが国際的なDoodleに日本向のものが表示されてしまいました。謝罪します。われわれはD-Dayに参加した人々を賞賛します」と表明しました。
世界規模のサービスは大変ですね。