競争じゃなくて「面白くて役立つことがしたい」とペイジ氏
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さきほど@ITにGoogleの共同創業者ラリー・ペイジ氏の長文インタビューが掲載されました。長いけど、面白いので是非。
インタビューはOS参入のきっかけにも触れています。「どうせPCではWebブラウザしか使ってないんだったらOSからブラウザを使いやすいものにした方が面白くて便利だよね」と盛り上がったブリンとペイジに、冷静なシュミットCEOはリソースかかりすぎるからと長いこと反対していたそうです。
そういう経緯をあのニコニコ顔で語られると、「Microsoftを殺そうとしてる」という多くのメディアのとらえ方はやっぱり違うのかなぁという気がしてきます。
面白くて役立つことをしようとしたら、たまたま競合しちゃった、ということで。とはいえ、経緯はどうあれ、結果的には打倒Microsoftという構図になっていることは事実です。ブリンとペイジはともかく、ビジネスマンなシュミットが腹をくくった以上、戦いは始まっちゃってます。
技術を愛して面白がる創業者+ビジネスマンのCEOという組み合わせは、昔のPalmもそうですが上手くいくといい感じです。Yahoo!もキャロル・バーツCEOがジェリー・ヤンと協力できていれば、もっと違う展開になっていたかもしれないと今更ながら思います。Bingのエンジンを使うなんて、Yahoo!の誇り高きエンジニアが大量に流出しそうです。
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