グーグルの難民支援は感動的にシンプル

» 2015/09/17

何故グーグルが難民支援を始めるかって？　それはグーグルが世界のフロントラインを支える会社だからさ・・・・

アラブの春なんかを支えたのはグーグルやフェイスブック、ツイッターだよ・・

それなのにエーゲ海で溺れ、ハンガリー国境で苦しむ難民に何もしない訳に行かないじゃあないかぁああぁ

＜出所　エンガジェット　　＞

グーグルがエーゲ海を渡り、中東や北アフリカから欧州に向かう難民の支援に乗り出しています。５百万ユーロ（5.5百万ドル）分の資金を用意しました。そして一般の心あるグーグルユーザーの方々から寄付を募ります。そして寄付された額と同じだけグーグルが寄付をします。グーグルが寄付する上限は５百万ユーロです。そして集めた寄付は四つのNPO団体に配布します。寄付をする人々は寄付先の団体を選ぶ事が出来ます。四つの団体は「国境なき医師団」、「国際救助コミッティ」、「子供救済団体」「国連難民救済委員会」です。

５ドル、１０ドル、２５ドル、１００ドル、２００ドル単位の寄付です。

クレジットカードまたはデビットカードからの寄付になります。

何の飾りも工夫もない、シンプルな寄付のキャンペーンですが、かえって心を打たれます。

■ グーグルはグローバル社会で展開する企業

では何故グーグルが難民救済の寄付集めをするのでしょうか？グーグルはインターネットが発展途上国を含むグローバル社会を対象としたビジネスを行っています。例えばプロジェクト・ルーンなどは発展途上国にインターネットの恩恵をもたらします。アンドロイドプロジェクトも発展途上国の為の安いスマートフォンを開発しています。

■　グローバルな社会規範作りに貢献の意義

そうなればインターネット(IoT)の上に発達する地域社会そのものの崩壊を見過ごせないと言う事なのでしょうか。西欧と比較して明らかに市民社会の成熟が遅れている東欧のEUメンバー各国が難民受け入れに反発する中、グローバル社会に必要な新しい社会規範作りにグーグルは貢献しています。

恐らくフェイスブックやアップルも続くかもしれません。