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思い込みがあると、いかに人の話を聞いていないのか

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都営三田線三田駅3番線で今年の3月からエスカレーター設置工事をしている。工事前はホームからそのまま階段を下って都営浅草線に乗り換えられたのだが、いったん階段を下って4番線に行ってから今度は階段を上って乗り換えなければいけなくなった。大変不便だ。混乱が起きないよう、通勤ラッシュの時間帯は、駅の係員がスピーカーを使って迂回するよう誘導している。もっとも半年もたてば、この不便さも日常の一ルーチーンとなり、気にならなくなる。

さて、今日は、久しぶりにスピーカーで駅の係員が誘導してくれていた。いつものごとく、4番線に降りて、また階段を上って浅草線に乗り換えようとしたら・・・・・行き止まりだ。

3番線の工事が無事終了し、今度は4番線の工事が始まったらしい。どうやら係員はスピーカーを使って、エスカレーター工事が終了して昔のようにホームから直接行けるようになったとアナウンスをしていたようなのだが、私の周りの乗客は皆、いつもとおりに、4番線に下りてしまったのだ。どうせスピーカーのアナウンスは3番線で工事をしているので4番線に行けと言っているのだろうと思って。

恐ろしい思い込み。

ばつが悪そうに、「いやー、どうせいつものアナウンスだと思って、階段降りちゃったよ。」とつぶやく人々。今下った階段をまた大勢の人が上りなおした。

こういうときは、駅の係員はどうすればよかったのだろう?

「注目!今までのアナウンスとは違うぞ!」とかサイレンを鳴らすとか?

ずーっと同じシチュエーションが続くと話す内容が違っても、誰も聞いてないもんだなぁ。(私もです)

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