データ捏造を疑う人へおススメ
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Tmediaから提供いただいた本を読んでレビューを書かせていただいています。久々に、その第三弾。
あるあるの捏造がこんなに騒がれるのは、いわゆる雑学系やお役立ち系の情報に人気があるからかしら?と思います。特に身近なことで「おおっ」と思える意外なことや、直接役に立つ情報は面白いので、私も子どもの頃から雑学本が好きでした。
でも、ほんまかいな?と思うこともあり、データ捏造とか適当な引用で書かれてたりするのでは?と疑う人へおススメの本です。
内藤誼人:人生相談は「不幸な人」にしよう 心理学に学ぶ意外な日常の法則
嫌われ者ほど交通事故を起こしやすいとか、効果的なおまけ作戦とか、さまざまな事例にそれぞれデータや実験結果が引用されています。裏づけのついた雑学本か、事例の豊富な心理学本か?一つの事例は3ページ前後なので、電車の移動中でも、寝る前でも、少しずつ読めるのも嬉しいところ。一つ難をいえば、男性・女性に関連する事例ではやや言い訳っぽい書き口になってしまうこと。その理由は‥ぜひ読んでみてください。
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