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どうしたらネットで力づけられたり、助けられたりするのでしょう?コミュニケーションを観察します。

ここまで売り込むのか

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ITmediaから提供いただいた本を読んでレビューを書かせていただいています。その第二弾。
大学4年で就職活動をする人向けの本です。十年前の初めての就職活動を思い出しながら読みました。あの頃はお正月に資料請求のはがきを手書きで書いていたものでしたが‥。

坂本直文「劇的自己分析・自己PR 2008年度版 人気企業(マスコミ・商社・金融・航空・旅行)にトップ合格!

ここまで売り込むのか!というのが正直な感想です。

この本のすごいところは、200人分のエントリーシートとそれに対するコメントが入っていることです。読んでいて素直におもしろいのです。それらはPRの仕方ごとに分類されて説明がついています。「ユニーク能力アピール」「ナンバーワンアピール」と言ったものは普通に読めるのですが、「オリジナル造語アピール」「ニックネームアピール」などは、選挙の候補者になったかのようで、やや言葉が先走りすぎな感じもしますが‥。

エピソード実例はとても豊富。自分のことについて思いつくままに書いてみてから、ボキャブラリーを整理してPRに仕上げるには役立つ本でしょう。「翌朝9時まで残業」というのが売り込みになってしまう世の中なのかしらんと不安になりつつ読みました。

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