【68万7,250枚】 200万円貯金すると3億円利子がつく定期預金
新しい年になって、いきなり景気が良くなった…なーんて虫がいい話があるわけもなく、なかなか浮いた話がありません。そんな中、ちょっと、いや、かな〜り夢のある話を聞きました。銀行に200万円定期預金すると、ひょっとして3億円の利子がつく…エー!ウッソー!マジッすか!…というお話。そんなのあるわけないじゃん、って話なんですが、実際にあった本当のお話です。
これは北海道銀行の「年末ジャンボ宝くじ付き定期預金」なる預金。低金利が続く中で預金者を呼び込もうと2003年から販売している金融商品だそうです。現在年末とサマーの2種類があり、5年間の預け入れ期間中に利息のほか、預金200万円ごとに年末かサマーのジャンボ宝くじが連番で10枚郵送されるという仕組みになっています。
肝心の金利は、、、やめときましょう、他行と同じく低空飛行です。さらに、200万円預けても、最近じゃ景品もティッシュくらいらしいですね。こうなると、なかなか預金に目が向かないのも分かる気がします。そこに登場した宝くじ付き預金。何がもらえるって、5年間の定期預金中なら、10回も“夢”がもらえるわけですよ。これって、グリコのおまけみたいなもんでしょうかね。
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実は、宝くじ付き預金は北海道銀行のオリジナル商品というわけでもなく、他行からも多数商品化されています。泉州銀行、福岡シティ銀行、長崎銀行、スルガ銀行、もみじ銀行などなど、たくさんあるんですよね。
でもねぇそうそうオイシイ話はないですよね。考えてみて下さいよ、宝くじですよ。そんなに簡単に当たるはずなんてないですよね、うん。ところが、北海道銀行でもらえちゃう宝くじってのは、ちょっとすごいらしいんです。どこがすごいかっていうと、なんと3回連続で1億円以上の当選者が出ているんです。
- 2007年 年末ジャンボ宝くじ 1等前後賞計3億円
- 2008年 サマージャンボ宝くじ 1等前後賞計3億円
- 2008年 年末ジャンボ宝くじ 2等1億円
こんなに高額当選者がいるんです!2008年の年末ジャンボ宝くじは預金者4万3,342人に計【68万7,250枚】送られたとのこと。つまり当選確率は1/68万7,250枚ってことになります。ちなみに年末ジャンボ宝くじで1億円以上の高額当選確率は、1ユニット(1,000万枚)に1等賞(2億円)1本、2等賞(1億円)2本となっていますので、単純計算で3/1,000万枚となりますから、確率的に見ても、
北海道銀行の宝くじ付き定期預金は、買うよりも高い確率で、1億円以上の高額宝くじが当たる…かもしれない預金、
ってことになるわけです。調べてみると、他銀行の宝くじ付き預金も、高額当選者が結構出ていて、これはなかなか見逃せない状況になっているようです。世知辛いご時世ですが、利子は少なくても、夢はでっかい。何事もこうありたいと思います。。。