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企業の広告担当15年の現場から儲かる広告とITについて本音を漏らしながら紐解いていきます。

仕込中・・・!

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オルタナブロガーでは少ないと思いますが、一応私はマーケティングの人間です。
それも広告・宣伝畑。

ここ数年はLead Generationが面白いのでそれを中心にやっていますが、自分の職業歴を振り返ると、やはり広告宣伝がメインです。

さて、いまその宣伝でいろいろと仕込み中です。
多くの人々の協力を得ながら、一つのモメンタムを起こすべく、各種準備しています。


基本的には製品・ソリューションの拡販のためのActivityが主なのですが、いつも悩むのはストーリー。
製品の機能ではなく、なぜその製品が必要なのか?という物語です。

たとえば、

「Face to Faceが主体だった顧客接点に急激な変化が表れている」
「新しいデバイス、新しい場所、新しいコンテンツ。」
「そのデジタルという顧客接点はチャンスでもあり、課題でもある。」
「Adobeはデジタルの顧客接点をマネージするソリューションを提供します。たとえばCS、たとえばSiteCatalyst。」

みたいな感じです。

B2B,とくにテクノロジー業界ではこうした「新しい世界」を見せ、その必要性を唱えて行く事が必要になります。
こうしたメッセージを、社内・お客様、さらにメディアのみなさんにも浸透させ、自社の製品・ソリューションの導入の動機づけを行います。

効果が出るには半年~1年ほどかかりますが、こうしたActivityを行うことにより企業イメージを変えるのは難しくありません。

前回のBlogでも書きましたが、メディアのみなさんと一緒に考えるのが、成功への一番の近道です。


中途半端な考えを基に知り合いの編集部に行っても、意外と歓迎されたりします。
こうしたコミュニケーションの一つ一つが、モメンタムの醸成につながっていきます。


マーケティングに関わっているひとならば、自分の業界のメディアに挨拶を兼ねてプロモーションの相談をしに行くと良いでしょう。

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