カリフォルニアの大火災を、Google Mapで東京と比較してみた
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東京23区の2倍以上の規模を焼き尽くした米カリフォルニア州サンディエゴ近郊の火事は、いまだ延焼中とのこと。ロサンゼルスなど7郡の住民90万人以上に避難命令や避難勧告が出され、これまでに約50万人が避難、1800棟が焼失、6人が死亡した本当に最悪の時代となった。この季節は、乾燥、高温、強風の3条件が重なるという不運な状況で、頻繁に山火事が起こるらしいのだが、事故にまぎれ放火をする輩もいるらしく、ブッシュ大統領が「テロリストと同類」と避難していたこともあった。ともかく沈静化することを見守りたい。
さて、東京23区の2倍以上といっても、どうも実感がわかない。そこで、Googleマップを使って、延焼している地域と東京近郊の地図を比較してみたので画面を見てほしい。同じ縮尺で表示した地図だ、左側がサンディエゴで薄い黄色の範囲までが避難勧告が出されている地域だ。
これは恐ろしい。都内で起こったらどうだろう。対岸の火事どころか、炎の嵐の中を逃げまどうしかないというレベルだろう。
この地図は、サンディエゴにある放送局「KPBS」(日本で言うNHK)がGoogleマップを使って作成したもの。避難勧告や避難命令が出された地域、満杯の避難所、延焼状況など詳細がほぼリアルタイムにわかるようになっている。実際の地図は以下から。
・KBPSの火事マップ
・上記を使い同じ縮尺で東京都近辺を表示した地図
日本からの救援・支援については現在調査中。わかり次第報告する。
【関連URL】
KPBS
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