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今あらためて組織力が問われる時代に、”負け組をつくらない組織”の作り方を研究していきます。

人の心を動かした人が幸せになる

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幸せになれる人とは?

結論を言えば、現実的に幸せになれる人というのは 「人の心を動かした人」 だと私は思う。

好きな相手の心を自分への愛情に変えることができた人、友達の心を友情に変えることができた人、上司の心をサポートに変えられた人、お客の心を信頼に変えられた人、家族の心を尊敬に変えられた人、メンバーの心を一つにできた人・・・、みんな彼らは幸せなはずだ。自分が生きていて、自分以外の誰かの心を動かし自分が生きている喜びを感じられたら、それは幸せを感じたことと同じなのだ。どんなに頭が良くて格好良くて誰からも人気があるような人であっても、その人が一番に心を動かしたい相手が振り向いてくれなければ決して幸せではないはずだ。どんなに偉い人でもメンバーの気持ちを理解して信頼を勝ち取れないような上司はやはり失格と同じだ。

「愛して欲しければ、愛しなさい」

「人の心を動かす」為に何をするべきか?という問いに対する私の答えだ。「真心は必ず相手にも真心として伝わり、真心で以って返してくれる」ということである。真心は何でも通用するということではない、ただし、本当に真剣な思いというのは相手にも伝わり、たとえ、結果的に自分の思い通りの回答を返してくれなかったとしても、誠意を以って正面からきちんと返してくれると私は信じている。と、言ってもキレイごとのように聞こえる人も多いと思う。実際にキレイごとかもしれない。ただ、少なくとも自らが先に行動をすることで相手が心を開くことは多くあることだ。赤の他人と心が通うなんてことはやはり中々ないだろうが、家族、友人や会社の同僚などの場合においては、このような小さいことから良い環境は生まれることが多い。だから、キレイごとかもしれないがやはり「愛して欲しければ、まずは自分が愛しなさい」なのである。

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