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SAP R/3のリッチクライアント(REA / RIA) 決め手は開発生産性と業務生産性の向上 (XPLATFORMの話)

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久しぶりにSAP R/3の話です。実は以前、SAP社に勤めていた事もあり、妻はSAP ABAPコンサルタントだったこともあり、SAP R/3はいろいろゆかりが深い製品です。

ちなみに、あまり知られていませんが、R/1とR/2という製品もありました。
R/1はSAP創業時にIBMのメインフレーム上に作った業務システムの半パッケージ製品のようなもので、R/2はR/1のUnix版でオープン化したものだそうです。日本にはR/3になってから上陸しています。

更に脱線して、R/3のRはリリースのRです。会社名のSAPはSoftware, Application and Products in data processing から由来しています。まさに、そのまんま!シンプルなネーミングですね。ちなみに、SAPのロゴには創業者の前職だったIBMには出来ない事をやろう!という思いが込められています。IBMができなかった部分ということで、文字以外のスペースをIBMブルーで塗ったロゴになったそうです。創業者にはあった事が無いですが、イメージからしてストレートなタフガイな感じを受けますね。

さて、本題に戻りますが、SAP R/3の一番すごいところはベスト・プラクティスです。
SAPのコンサルタントでも祖も全容を理解していないというほどの膨大な業務プロセスのパターンです。日本ではカスタマイズが前提で導入されているSAP R/3ですが、元々のコンセプトは業務用のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であり、ノンコーディングでERPを動かそう!というものです。実はそれくらいベストプラクティスのパターンを持っているのです。

ただ、周囲も感じていますが、SAP R/3のデータプロセスは凄いのですが、画面がかなりイマイチなのです。まさに、Software, Application and Products in data processing という感じですね。

では、じゃぁ、リッチクライアントで普通に画面を個別に作ろう!とすると、驚く見積もりが出てくるはずです。そして、お客様はその金額を見て、「使いにくいけど、もう少し我慢して使おう」という話になったりします。

これはどういう事かというと、SAP R/3の画面を普通に設計して進めていけば、物凄い画面数になって、結果的に物凄い金額のお見積りが出てくるのです。

そこで、本題ですが、是非注目頂きたいのが、開発生産性で他を圧倒的に凌駕する韓国No.1エンタープライズリッチ・クライアント「XPLATFORM」です。

「XPLATFORM」はもともと業務システム向けに作られたリッチクライアントなので、業務にめっぽう強いです。既に日本でもSAP R/3での実績を作っています。是非、その開発生産性の高さを見ていただきたいです。実は開発生産性の比較資料をがあるのですが、残念ながらこの場で公開できないそうです。ご興味がある方は以下より、「XPLATFORMの開発生産性の資料希望」と送付してください。

※資料閲覧申請窓口 ※資料はお渡しできないそうです。あくまでお見せするだけになります。
 http://www.tobesoft.co.jp/support/paper/index.jsp

なお、「XPLATFORM」については以下のサイトをご覧ください。

 http://www.tobesoft.co.jp/product/xpl01.jsp

※ちなみに同社はSAP向けの戦略も発表しています。そちらも上記サイトよりご覧ください。

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