O'Reillyのぶっこぬきepubからcalibreでmobi変換もしてみたよ
昨日O'Reillyが販売しているiPhone用アプリデータからePubファイルを作成する件は文系なわたしでもなんの問題もなく完了した訳ですが、KindleGenを使ったmobi変換についてはコマンドラインでの操作が必要とのことで、この段階で躊躇してしまうという方が当然出てくると思います(自分もそう)
フリーで利用可能なところとして「calibre」という E-book managementソフトがあり、このソフトを使えばGUIでの変換が可能ということだったのでわたしも早速インストールして複数の変換を実験してみました。
まず、昨日作成した「Information_Architecture_for_the_www.epub」のデータを読み込んで変換をしてみます。
かなり細かいところまで設定可能になっているのですが、
書き出しが完了すると「calibre」のライブラリにePubとmobiファイルがご覧のように格納されます。
残念ながらまだkindleを入手していないので、自分の場合はAmazonが配布しているKindle Previewerで表示確認をしてみます。Kindle Previewerを起動させファイルの開くから、先程書き出したディレクトリまで移動して、mobiファイルを選択するとご覧のようにKindleでのPreviewerが可能になります。
あまりに簡単過ぎてあっけにとられたのですが、ではPDFからePub変換試してみようって事で次ぎはiOS4のマニュアルを変換してみました。
手順としては先程と同様の簡単ステップで変換可能なのですが、残念ながら日本語ファイルの変換ですと問題があるようで…
残念ながら日本語表示が出来ない状態になってしまったePubファイル
日本語変換がダメってことは、わたしのブログのePubからmobiに変換した場合にも同様か?と思い試してみたら予想通りこんな状態です。
まだ試している方法がひとつだけですので「calibre」の設定でこの辺の問題解消できる設定があるのかどうか未確認の状態であるという事を付け加えさていただきつつ、その他の変換手法などもまたこの連休の中で試せることがあればやってみて、適時報告エントリをアップしていきたいと思います。
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