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元警官で州議会議員という要職にある人間が、「視聴率アップ」を目的に殺人命令ってかなり世も末

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高い視聴率を得るために番組で紹介する中身を捏造してしまうとか、スクープ記事の捏造してしまうというような話は小説、実話いろいろありますよね。

ただし、元警官で州議会議員という要職にある人間が、「視聴率アップ」を目的に殺人命令してしまうというのは前代未聞のニュースではないでしょうか?

ソウザ容疑者は警官だった20年以上前に、燃料の盗難事件に関わったとして解雇された。その後、州議会議員に当選していた。また、警察テレビ番組「カナル・リブレ」の司会者としても知られている。

調べによると同容疑者は番組「カナル・リブレ」の人気を高めるため、自身が指揮を執るギャング組織に対し殺人を命令。現場に、番組スタッフを急行させることで、「臨場感ある番組」を製作していた。

一昨日「ES細胞からヒトの精子を作製って、先端技術が尖がりすぎでしょ!」というエントリの中で科学技術の暴走についての危険性に触れさせていただきました、この他にも米国を発端とする金融危機については資本主義の暴走というこれまた抑制が効かないという事がひとつの要因として世界中が混乱に陥った訳ですが、今回の「視聴率アップ」目的に殺人命令についても、次元はちょっと違うのですけど、世界中いたるところで抑制が利かない状態になっているこれまた象徴的な事件かもしれません。

追記です。

海外在住のオルタナブロガー佐川さんからコメントで情報いただきまして、麻薬ビジネスの競争相手を一掃するというという目的も含まれていたそうで…ってこれまた問題の根っこは更に深いところにあるようです(驚)

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