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フラット化世界に著作権におけるブラックホールが出現!

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昨日はイスラエルがYoutubeを使って戦争映像の配信を行っているというネタを書かせていただきましたが、今日は同じく動画ネタでお国は中国からの話題です。

ITmediaさんのほうにこんなニュースが

中国の報道などによると、Todouは今年に入って日本のIPアドレスからのアクセスを遮断、Youkuも数カ月前から同様の措置を取っているという。

 両サイトには日本のテレビ局から、著作権を侵害した動画の削除要請が寄せられているという。今回の措置は、著作権侵害に関するクレームを回避する狙いや、サーバ・ネットワークコストを削減する狙いがあるとみられている。

あくまで現段階では推測も含んでいると思いますが、日本のテレビ局からの削除要請に対応するのが面倒だから遮断してしまうという発想だとするともう脱帽するしかないですよね、、、(苦笑)

Youtubeは最近HD映像への対応を進めており、マジで洒落にならないグレードでネットでも映像閲覧が可能な時代になってきている訳ですが、中国動画サイトもインフラ整備が進んでHD対応とかでこの状態続いたら映像コンテンツ販売から収益上げている人たちにとってはほんと頭痛いですよね。

ITはほんと世界を狭くしたと思いますけど、全世界レベルで考えた時に、私たちは単なる場所を提供しているだけですから、という考え方であっても真っ当なwebサービスサイトとして認知・成立させるためにはYoutubeも完全ではないまでも、一応それなりの対応や仕組みを構築している訳で、

クレームが付く先からのアクセスを遮断してブラックホール化してしまうってのは「こんな方法あったのか?」と、ある意味意表を突かれた、、、って方多いと思います。

この方式をいろんなサイトが採用しはじめると、いわば外国からは中国のネットにはどんなコンテンツが流通しているのかが見えなくなる可能性秘めていて、このまえ靴を投げつけられた方の単独行動主義もワールドワイドで評判悪かったと思うのですが、インターネット人口においてアメリカを追い抜こうとしている中国が今回の遮断措置のような独自理論や解釈で突っ走ってしまう事になってきたら世界的に見てどんな評価が下されるのでしょうね?

少し昔の話になりますがGoogleが中国においては検索結果を政府の意向にそった形でチューニングという時にはやはり政治制度の違いの壁はでかいと感じた訳ですが、中国においては日本企業が製品展開している商標などを中国進出を睨んで、先行取得してそこでいろいろ問題が起きたりって事があったり、なんちゃってディズニーランドとか、白い馬に黒ペンキを塗ってシマウマだよ、、、みたいな話とか、ほんと話題は尽きないですね、、、(苦笑)

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