先日テクネコ加藤さんから薦めてもらった映画「世界最速のインディアン」のDVDを借りに出かけました。

棚は違ったんですが、「誰が電気自動車を殺したか?」というのが気になって、一緒に借りてみたところ、非常にお勧めのドキュメンタリー映画と思いましたのでエントリー書かせていただきます。以下ネタバレとなりますのでご注意くださいね。

制作は2006年で「不都合な真実」と同年なようなのですが、この映画の存在ってあまり宣伝されていなかったように思うのですが、これは単にわたしのレーダーが性能悪いだけか、、、、いろいろ思惑あってのことか、、、ってのはizaのこちらの記事をご覧ください。

「これぞ反骨ドキュメンタリー DVD「誰が電気自動車を殺したか?」 」エンタメ‐その他ニュース:イザ!

全体のストーリーはGMが1990年に発表したEV1という電気自動車がカリフォルニア州で2005年3月、同州から完全に姿を消したところまでを様々な関係者の話を交えながら、誰がその犯人なのかを追っていく形式でまとめられています。

その犯人は、無知な消費者?傲慢な自動車メーカーや石油会社?それとも航続距離が短かった電池?ZEV法を骨抜きにしてしまった州大気資源局?や指導力不足の政府?はたまた水素燃料電池との競争に敗れた?

この謎解きはDVDをご覧いただければと思いますが、この映画が製作される前のニュースとして、この映画の中でも取り上げられているのですが、こんなニュースがあり

女優逮捕、GMの EV1 廃車に抗議して

記者の方はこんなまとめ方をしています。「なぜGMがここまで強硬な姿勢をとるのかについては謎である。」

この謎について個々人に考える情報を与えてくれるのがこの映画だったりします。

ちなみにwikipediaのEV1についての記述を見ると、今回の映画が主張している内容が現時点であまり反映されていない印象を持ちました。他方、電気自動車の項目においては、映画の中で主張されていた電気自動車のメリットや解説内容で重なる部分も多く、このDVDがレンタルされたことで、日本語版wikipediaの内容がどのように今後編集されていくのかも非常に気になるところです。

車を持たない無知な私としては、

最初はえっ?アメリカってプリウスとかでセレブが映画のレセプションとか出てくるし、なんで電気自動車を廃棄しちゃうの?という疑問から、この電気自動車の廃棄には、EV1だけでなくREV4 EV、EV Plusなど日本の自動車メーカーが開発していた車も含まれていた(普通に使える車を回収~スクラップ処理していた)ってのがある意味衝撃だったのでした。

この問題って2時間の映画を見て理解できるような単純な話ではないと思うのですが、電気自動車をめぐる様々な軋轢から、日本のトヨタとホンダがハイブリッドカーをリリース、、、、アメリカメーカーとしても出来ないとは言えない状況に陥り、自動車メーカー・石油会社・パーツなどを提供する関連メーカ・環境保護論者それぞれに推奨する明確な理由がもてるハイブリッドカーが環境保護のひとつの象徴のように持ち上げられている理由がわかるような気がするのでした、、、

その他にも、プラグイン・ハイブリッド・プリウスって改造車が存在すること、フィルム状のソーラーパネルでとてつもなく長いものが実用化されつつあることなど、いろいろ勉強になったのでした。

自動車に詳しい方は勿論、詳しくない方でも社会ネタに興味の有る方であれば、この「誰が電気自動車を殺したか?」かなり楽しめる映画と思います。

さ~~て、今夜は「世界最速のインディアン」を見ようっと!(笑)

Yasu-Sasaki

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コメント
テクネコ 2008/09/21 18:44

誰が電気自動車を殺したか?は、知りませんでした。レンタル屋で探してみます。

ささき 2008/09/23 00:37

加藤さん、「世界最速のインディアン」1週間レンタルしました!

まずは軽~~く2回ほど観てしまいまいした(笑)

つのきち 2008/10/01 16:46

はじめまして。
はじめは陰謀史観的な映画かなーと思っていたのですが・・・・。
目からウロコの凄い映画でした!
闇に葬られた画期的な発明が、日の目を見ますように・・・。

ささき 2008/10/02 00:26

つのきちさん、コメントありがとうございます。
電気自動車というか、物事には必ずメリット・デメリット存在するわけですが、この映画がもっと日本で認知されるといいな、、、と感じております。

あ、、、ブログ拝見しました。
ダーティーハリーとブレードランナーの北米版ブルーレイのエントリみて、思わずよだれが垂れてしまいました(笑)


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佐々木康彦

佐々木康彦

Web・映像・音楽などの制作・プロデュースを行うCMパンチの代表取締役。ドリカムのバックバンドからIT業界に転身した変り種。当ブログでは社会・時事ネタの他、音楽ガジェット同好会「音ガ同」の活動や、最近は電子書籍の企画・制作の分野にも積極的に取り組んでいる様子を紹介していきます。

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