「こんな企業サイトはイヤだ」ベストというかワースト20
CNET JAPANさんのほうに「こんな企業サイトはイヤだ」ベスト20というgoo ランキングの結果が掲載されていますね。
ご覧になった方も多いかと思いますが、発注側の方にも是非ご覧いただきたい結果になっています。
自戒の念を込めながらちょっと内容に思いついたことを書き足してみました。
1 情報が数ヶ月間更新されていない
更新されなければいけない情報が存在するのに放置されているのは完全NGですね。
2 画像が多くて、重い
ユーザの接続速度がかなり高速化しているにも関わらずこれが上位ということは、これはサーバの接続されている回線が込み合っているのか、もしくは自分もそうですが仕事上の理由でモバイル環境から接続した場合の話か?と考えつつ、画像が多くと書いてありますが、最近の映像コンテンツの多用がこの辺のストレス誘発しているのかも、と思ったのでした。
3「準備中」のコンテンツだらけ
これについては触れる必要なしかと、、、
4 リンク先がPDFファイル
申込用の書式配布などでは有効な方法と思いますので、リンク先がPDFであることを明示するのがまずは対策方法としては有効だと思います。
あと、制作ページ数を減らして制作費を減らそうとしている企業web担当者の方にはご覧いただきたい点ですね、、、なんてね。
5 トップページからオールFlash
先日FLASH内部のテキスト要素を検索インデックス化できるようになったという記事を書きましたが、調子に乗ってはいけないって事ですね。
6 ポップアップがどんどん開く
外部リンクに関しては別ウインドで開くとかが限界と考えたほうが良いかもしれませんね。
7 情報が多すぎで探している情報にたどり着けない
トップページのメニューの数やサイトのページ数がどの位の数量を超えるとユーザがこのストレスを感じるのかを知っておきたい、、、と実感しました。
8 商品一覧などの一覧ページがない
検索エンジンの結果からこの一覧に飛んだ場合、テキストで型番だけの一覧がずら~~っと並んでいるとわたしは引いてしまうタイプなので、この辺の状況も考慮しつつ、表記方法の工夫やサムネイル画像などを上手く使うという考え方を持っていても良いのかもしれませんね。
9 突然音が鳴る
まったく同感です。
10 問合せ先が明記していない
論外というか、外部に制作を委託しているサイトでこの状況は今は考えにくいのでは?と思ったりしています。
11 サイトを見ても何を伝えたいかがわからない
これは企業側や制作側が真摯に取り組まないといけない課題ですね。
12 商品の詳細情報がない
詳細は伏せてまずは問合せをさせたい、という手法もあるかと思います。この点については企業側の考え方に拠るところが大きいですので、この結果も企業側の担当の方は再認識が必要かもしれません。
13 ブラウザのサイズを勝手に変えられる
ゴージャス系キャンペーンサイト、アパレル系のサイトなどで展開される事が多い、ALL FLASHと強制フルウインドの手法を指しているのかがとっても気になります。
14 サイト内検索が出来ない
近年においてはこの検索機能が無いという課題と共に、検索結果が判りにくいという課題にも取り組まなければいけないですね。
15 会社案内の地図がわかりにくい
自分も最近反省、考え方を改めているのですが、最寄り駅の出口の名前や番号、最寄の目印となる物の記載、プリントアウト時には住所と電話番号が一緒に出力されるレイアウトを採用など、一定の掲載基準を持つべきだと思います。
お客さんに聞きにくいという場合などは、新入社員などに初回訪問時に地図を見て分かりにくいことはなかったか?とかリサーチが重要かと思います。
16 目に優しくない背景色(黄色や赤色など)
商品のイメージカラー優先で行きたい、、、というような場合には注意すべき指摘です。
17 全体的に文字が小さい
わたしも40歳超えてからこれが凄い気になります。CSSのテンプレ作ってくれるスタッフにもう少し大きくしない?って良く言ってます(苦笑)
18 公式ブログがスタッフの内輪ネタばかり
有難いご意見です、これは今後の提案ネタとして使わせていただくこと確実です。
19 右クリック禁止
コピーさせたくないとか、抑止効果がどこまで担当者の期待通りに出ているか微妙なのですが、これに拘る方がまだたまにですがいらっしゃいますよね。
20 サイトメニューが英語で書いてある
TopとかHOME程度であれば個人的には可かな、、と思いますが、どうも意味がわからんぞ、、という単語を英語表記はNGですね。
集計期間が2008年5月21日~2008年5月23日って事で結構短期間なのね、、、と思いつつ、どの位の母体数があるのかちゃんと確認していませんが、見やすい・使いやすいホームページとしてどう作るべきか、、、という課題として良く語られる内容が多く掲載されていることを踏まえ、「こういうのは駄目ですよね」と書くのは簡単ですが、もう一度自分の仕事を見直してみないとな、、、と自戒の念を持ちました。
企業側の要求に屈っせざる得ない場合もありますが、それを跳ね返していくバイタリティと、こちらの提案が受け入れられない場合もモチベーション維持を頑張らないとですね(苦笑)
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