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自分は何で仕事をしているのだろうか

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このブログを読まれている方の大半が、何らかの仕事をされていると思います。仕事といっても人からお金をいただくので、個人で完全に完結する仕事はないと思います。

では、仕事を頼んでいただいている方は、何で仕事を頼んでいるのでしょうか?

「会社の看板」「会社が持つ設備」「自分の肩書き」「自分の今までの仕事ぶり」など様々だと思います。いずれにせよ、その人及びその人が持つものに期待して仕事を依頼しているものです。

仕事を依頼してもらえる理由が自分と関係ないものであるほど、自分でない他の人でも替えが効きます。逆に、自分に帰結する理由であればあるほど、他の人で代替することができません。

会社組織で仕事をしていれば、組織の力と自分の力それぞれを合算して仕事を依頼してもらえるため、だれでもある程度仕事を依頼してもらうことが出来る。これが組織で仕事を行う強みであるといえます。

個人事業主やベンチャーなどは、組織の力がまだ弱い又は個人=組織となっているため、個人の力がないと仕事を依頼してもらえないといえます。

終身雇用制が揺らいでいる今、大企業に勤めていても自分の力で仕事を依頼してもらえるようにならなければ、生き残っていけないものだとふと考えてしまいました。

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