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聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。基本的なところから、恥をかきながら勉強します。

「基本的に見るだけ」が圧倒的なTwitterとその成長ポテンシャルについて

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Twitter And The Nine-Month Bounce(TechCrunch)

I’ve long suspected that the basic usage pattern for Twitter is that
people try it, don’t get it or become discouraged because they don’t
know anyone else on it, but it grows on them eventually until they start
using it every day. Many people, of course, never come back, but for
those who do, they need to get past that familiarity curve before it
becomes an essential communications tool.

Twitterをはじめた人の典型的なのは、知人を見つけられないために気落ちして
やめてしまうパターン、だと推測していたが、最終的に毎日Twitするように
なるまで成長はしているようだ。もちろん多くの人が二度と帰ってこないだろうが、
そういう人こそ、Twitterが本質的なコミュニケーションツールとなるまで、
使いたおす必要がある。
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ソーシャルメディアの分析を行っている会社、Sysomosが面白いデータをリリース
している。まずはTwitterのどれくらいの経験者層が、そのアップデートを頻繁に
おこなっているのか、というグラフ。
9カ月以上利用しているユーザーのアップデートが、12月から飛躍的に伸びています。
そして面白いのが、Twitterを始めてから0~3カ月の人たちの割合よりも、
3~6カ月の人たちの割合のほうが少ないこと。
初めに多くのユーザーが参加するけど、結構多くのユーザーが離れ(放置して)、
その中の何割かがゆっくりその価値を見出して、半年後にはヘビーユーザーになる
というストーリーを著者は描いてましたが、見るだけのユーザーが相当いるのでは?
という仮説を立てるためのデータにもなりそうですね。
9monthtweets_2
関連記事を読んでいたら、こんなデータも。
Sysomostwitterinactivity
ほとんどのユーザーが1日1~2回程度のTwitでやはり、見る側にまわって
いるようです。Twitterは自ら情報発信しなくともfollowingのみで、いい情報が
あつまってくるのでしょうか。このあたり少し興味があります。

Sysmospublishingtools
こちらはTwitterを利用するさいのツールのシェアについてのデータ。
PCではまだ圧倒的にWebが多いですね。それに比べて、モバイルのほうは
割と均等に分かれています。PCのグラフの中の「Web」以外の人が、じゃあ
モバイルでは何をつかっていますか?というようなグラフになってるような
気がします。

Twitterusintlgrowth

Sysomos社は他にもデータをリリースしています。
アメリカ人のつぶやきの成長具合も一息ついたようです。
対するアメリカ以外の国では、今後さらにユーザーおよびupdateが増えそうですね。
また、Does Rest Of World Matter More Than The US?(Silicon Alley Insider)の
記事によると、アメリカや西ヨーロッパ、そして日本はある程度、こういった
TwitterやFacebookなどのトラフィックからビジネスを生み出せているようですが、
BRICsをはじめそのほかの国はまだまだ、とあります。
Twitterでいうと、トラフィックの28%がアメリカで、72%がその他の国。
上のグラフを見るとTwit数の伸びも、その他の国々がアメリカを超えたようで、
そのあたりにビジネスのチャンスがまだまだ転がっているのでは、と思われます。

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