アップル？アマゾン？投資家の葛藤は（おそらくもう少し）続く

先日、本ブログでiPadの価格が発表された後に、アップルの株価が
急上昇した記事をご紹介しましたが、つい先程、その日のアマゾンと
アップルの株価を比較したチャートを紹介する記事を見つけたので
紹介いたします。

CHARTS OF THE WEEK: Apple, The iPhone Company（Silicon Alley Insider)

（引用）
Amazon won the first day of its battle with the iPad.
At least, as measured by investors. Amazon finished
the day up almost 3%, while Apple was only up 1%.

This is a long term battle, but Jeff Bezos is probably
feeling better than he thought he would today.

iPadが発表された日は、アマゾンに軍配が上がったようだ。
少なくとも、投資家はそう見ている。アマゾンはその日の株価を
3％高の価格で取引を終えたのに対して、アップルは1％高だった。

これは長い戦いになる。しかしジェフ・ベゾスはその日に
限って言えば思ったより好感触をもっているのだろう。

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iPadの価格が発表されてから、アマゾンとアップルの株価はともに
上昇していますね。発表される前はともに下降しています。
発表会の内容意外にも、いろいろな外部要因や投資家の判断材料は
あると思うのですが、iPadとキンドルという点にのみ注目してみると
少し面白いですね。

アマゾンの投資家は、その新製品の価格を聞いて、今後のeReader市場は
iPadが独占すると思ったのでしょうか。しかし、その30分後には株価を戻して
います。その30分間にアップルの株価も大きく上昇しています。
投資家としては、この2つの端末に対しては、その2者択一の選択を延期した
ということでしょうか。今後も、この2者に関してはiPadおよびキンドルに
ついてのアナウンスがある度に比較してみると、面白いのかもしれません。

ちなみに、現在販売されている、あるいはこれから販売されるeReader端末の
詳細な比較表を見つけたので、こちらも紹介します。

E-reader comparison chart: 6 readers, 19 features（VentureBeat）

http://paidcontent.org/table/e-reader-comparison-chart/