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「オルタナティブな生き方」に取り上げていただきました!&その外伝

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また、例によって遅きに失した告知なのですが、先週の金曜日、アイティメディアさんのコンテンツ、「ITmediaエンタープライズ」内の『オルタナティブな生き方』に、自分を取り上げてもらいました。

自分のような、なんの変哲もない、特に何かで有名になった訳でも無い人間を、こんなコーナーに取り上げてもらえるなんて思ってもみませんでした。きっとアイティメディアさんの中で、罰ゲームとして低PVのコンテンツを作らなきゃいけない、とか、スポーツ中継が天候不順で中止になった時の穴埋め用コンテンツとして普段から確保してなきゃいけない、とか、そんな理由で選択されたに違いない(爆)

谷川さんばんちょ~のおかげでかなり美化して書かれています。自分をご存知の方は、是非そのJAROに訴えられそうな美化ぶりを、そうでない方は、「こんな奴がこんなインタビューに載って良いのか!」と憤ること必至でしょうけど、その憤りを、この暑い夏を乗り切るためのパワーに変えていただけるか、と思うので、是非お読み願います。

さて、事前に『オルタナティブな生き方』への掲載のためのインタビューをしてもらえる、ということで、ぼんやり、とですが、過去を振り返っていると、結構色んなこと思い出せるものですね。それこそ普段、「ああ、そんなこともあったなぁ」とも思い出さないぐらいのネタを。

せっかく思い出したので、自分の与太話をいくつかご紹介しましょうか。

■「ひょこまわり」と「五目並べ」

中学の時の囲碁将棋部にて一番やっていたのは、「ひょこまわり」と「五目並べ」でした。

「ひょこまわり」ってどこの言葉なんですかね?谷川さんもばんちょ~もご存知無かったですが、ググると結構出てきます。

Wikipediaにもその項目がある「まわり将棋」というのが、一般的な言葉なのかもしれませんね。

Wikipedia:「まわり将棋」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%8A%E5%B0%86%E6%A3%8B

Wikipediaにも書いてありますが、ローカルルールが多々あります。下手すると各自の家で違うぐらいの。自分達は同級生間でそれらのローカルルールを全部採用したため、このWikipediaには書かれていないルールが多々存在しました。

・逆さまに立ったら100
・進んだ結果、他のコマと前後に並んだ場合は、後ろに居る側を一つ戻し、前に居る側を一つ進める
・横を通過されると休み。次に誰かが通過(だったかな?止まったらだったかな?)しない限り復活なし。
・将棋盤の対辺の同じ位置にコマを進めた時、”戦争”としてどちらが先に相手側に辿りつけるか?という勝負を行うことができる(この時、申し出に対し蹴ることもできる)。ルールとしては、”丁度”で相手側のマスに到着すること。多い場合は戻る。そうして勝った側は、相手のコマと同格になることができ、負けた側は、一つ(だったかな?最初の歩だったかな?)にコマを格落ちさせられる。仕掛けた側が負けた場合は最初の歩に戻る(だったような)。仕掛けられた側が勝った場合は特に無し、なので、基本はまだ格が低い側が仕掛ける、もしくは同格同士の時に相手を落としめるためにやる、というか。(ちょっと記憶が曖昧)
・全枚が有効にコマを進める形に寄与する場合(オール表の四、表以外は横、立、逆さまなどによりやはり有効な場合、オール裏の四十(これは実質八なのだが、前述の通過ルールがある場合には有用))および、一(一枚だけ表、残り全部裏)の場合はもう一度振れる

・・・なんか他にもあったような・・・。

というルールの「まわり将棋」(あえて一般名で行きましょうか(笑))を、通常は歩から王に上がったら終わりなのですが、囲碁将棋部なもんだからコマが一杯あるので、歩から王に上がって、その王の上に歩を載せて、それがまた王になったら、その上にまた歩を載せて、と王の三段重ねになってやっと終了、なんていうやり方で延々と中学生の放課後を過ごしていました。

・・・なんて生産性の無い(苦笑)

思い返すと、今みたいに、たくさんの子がゲーム機を持ってたらどうだったんだろう。それでも自分だけはやってたような気がする(苦笑)

「ひょこまわり」の話ばかりになっちゃいましたが、「五目並べ」は先輩が滅法強かったこともあり、その人に勝ちたくて相当練習(?)しました。百戦百勝・・・とまでは言えないかもしれませんが、今でも結構強い自負があります。挑戦者求む!(爆)(→あっさり負けたらゴメンナサイ)

■ほんとに世の中のことを知らなかった

今でこそ、インターネットを利用して、簡単に自宅で色々なことが調べられますが、昔は大きな図書館とかに行かないと情報もないし、そもそもどこからどういうキーワードを見つけて調べて行けば良いのか、それがまず一番難しい、とか思ってました。

自分は、ほんとに世の中のことを知らなかった。

小学校の時、なりたい職業は電車の運転手でした。だからと言ってなるためにはどういう勉強をしたらよくて、とかそういうものを知ろうとしている訳じゃなく、自分が普段目にしているもので、一番明確になっている職業が電車の運転手だった、それだけだったような気がします。

中学二年生ぐらいだったでしょうか。同級生と「やっぱり将来大学とか行くの?」みたいな話になり、自分は「そうやなぁ、自分は一橋大学の工学部とか行きたいな」という答えをした覚えがはっきりあります。

ご存知の方も多いでしょうけど、一橋大学に工学部はありません(苦笑)。なんとなく新聞だかテレビだかで見た「一橋大学」という言葉の響きへの憧れと、ものづくりに興味を持っているので漠然と「工学部」なのかなぁ?を組み合わせただけ。自分の家の近所に大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)と大阪大学と大阪教育大学があるのですが、外国語大学や教育大学には工学部が無いのは当然としても、そういう”専門系”の名前がついていない大学は、どこの大学に行っても全部同じ学部が揃っているのだと思ってました。バカですね~(苦笑)

結局この傾向はその後もずーっと続くので、職業、というものに対して明確な目標を持たぬままその後を過ごし現在に至ってしまっている訳です(苦笑)

社会に出てから随分たった時、もしかしたら自分に一番合う職業だったのは、「ホテルのコンシェルジュ」だったのではないか?と思いました。困った誰かにサゼッションできて、結果としてその人が喜んでくれて、そのために普段から情報を仕入れたり色んなものに関心を持っておいて、というのは自分にとって一番楽しい職業でもあります。

「13歳のハローワーク」という本が一時はやりましたが、こういう本に出会っていたら、その後の職業選択はやっぱり変わったのじゃないかな?と思ったりします。だからと言って後悔している訳ではありませんが。

なお、今は13歳のハローワークの公式ページでも色々職業紹介を見ることができるみたいですね。

改めて見て、「コンシェルジュ」は、というと・・・。
http://www.13hw.com/job/J000100129-a.html

(以下引用)・・・
外国人利用客に対応できる英会話力、世界に通用する接客マナーなども求められる。

・・・うーん、やっぱりダメなんじゃないか?(爆)

■高校の授業中の過ごし方

「オルタナティブな生き方」本文中にも書かれている、二日間で全15巻読みきった、という漫画は、これです。

今、廃刊になっていて、復刊したものももう在庫切れなのですね。

ストーリーは、まぁこの復刊ドットコムの説明に、非常に簡単に書かれてるとおり、「宝塚歌劇団をベースにした物語で、主人公がスターになる話。」です。ただ、絵もこてこての少女漫画ではなかったような、(読んだらはまるのかもしれませんが、自分は「ガラスの仮面」は読まず嫌い)シリアスでもあり、少しコメディタッチなところもあり、非常にはまってしまいました。

それと、もう一つはまって読んだのは、これ。これは有名でしょう。「湘南爆走族」。

これは、自分と同様(と勝手に書いちゃいけないが)、高校生活はややドロップアウト気味の、同じ軽音に所属していた川合くんから借りて読みきった。こちらも16巻あるのかな。これもギャグありシリアスありスピード感あり。大変楽しい漫画です。今も欲しい。

一時、全巻揃えたのですが、岡山に転勤の際、身の回りのものを処分しようとして、赴任直前、兵庫県尼崎市にある「つかしん」というショッピングモールにて開催されたフリーマーケットに自ら出店してそこで売り切ってしまった。もったいない・・・というか「つかしん」というキーワードも久々に思い出した気がする。今度帰省の際、是非行ってみよう(笑)

なお非常に余談ですが、前述の川合くんは、その後趣味となった(?・なのかどうか本当の所は知らない)海外への旅経験を生かし、いくつかの職を経た上、ヨーロッパのビジネスと、日本のビジネスを相互展開させるための戦略コンサルティング業を個人経営にてイギリスの企業としてやってます。自分のようにドロップアウトしっ放しじゃないってことで(笑)ご紹介しておきます。

漫画を読む、以外にしょっちゅう授業中にやっていたのが、「楽器のセッティング図描き」です。

まぁ当時は自分が自由に使えるお金も無かった訳で、また今のようにハードウェア機材の価格が暴落してませんから、プロが持っているような機材をたくさん持つ、なんていうのは夢のまた夢な訳です。

また、ろくに叩けもしませんが、ドラムに興味もあったので、ドラムの機材名称を色々覚えたりしました。ドラマーの人はよくご存知でしょうけど、「ロートタム」や「オクタバン」やら「シズルハット」やら「チューニングフロアタム」(昔ヤマハであったような)やら「スプラッシュシンバル」やら「チャイナシンバル」やら。

そういうキーボードやドラムで、好きな機材を、自分が演奏する時はこういう感じで、というのを上から見た図(よく楽器系音楽雑誌でプロのセッティング図として書かれているようなもの)で描く訳です。ノートの片隅に、鉛筆描きで。これもまた何の生産性も無いものですが(笑)

当時描いた本物がすっと出てくればまた笑い話になるんですが、見あたらないので、パワーポイントで再現してみました。

Setting_2

※一応、再現ですが、当時、よく自分がそのセッティング図に取り上げていた機材名で描いてみました。

こういうのを描きながら、また、こんな新製品が出たぞ、とか、いや、見た目はこっちの方が格好良いからこれをここに配置して・・・なんてのをずっとやってました。

当然、これらの機材は「持ってない」訳ですが・・・。

・・・意味が無い(苦笑)

なんかまだまだある気がするが、これでも十分長いでしょうから、一旦お開きで。

このエントリーよりも、是非、『オルタナティブな生き方』の本文をお読み下さい。よろしくお願い申し上げます。

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