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読めばベタに分かる、タイトルどおりのブログ

本の手に入れ方~どうして読み切れない程存在しているのか?

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で、昨日の続きみたいなエントリーです。

何故そもそも読み切れない本が存在しているか、というところなのですが、
要は自分が読むことができるペース以上に本が増えているからであり、また有限であるはずの時間の有効活用ができていなくて、本を読むことができるような時間があっても、他のことに費やしてしまうから。

いや、自己分析はできているんです、ハイ。ダメ人間の典型のような展開だ(苦笑)。

他のこと何やってるの?と言われると、やっぱ音楽聴いたり、深夜番組見て大笑いしたり、ネットの動画見てウヒャウヒャ言ってたり・・・。とてもまっとうな38歳のサラリーマンのやっていることじゃ無いな(苦笑)。

もう一つの言い訳は、家から会社まで通勤時間がかからないこと。だから電車で読むってことが無くてね・・・と言っても、それは時間が掛かっても満員電車で本なんか読めねーぞ!って人への挑戦状っぽくなっちゃうので、これも理由にならず。

やっぱり本を増やすペースを減らすか、圧倒的に読書のペースを上げるかしか無い訳です。とおるさんに前お話を聞いたら、速読であっという間に読んでしまうらしい(そして蔵書が数万冊!)。辻さんも一日二冊を読むことを自分に課しているって言われてましたからね(どういう時間の使い方ができているんだろう。凄すぎる・・・)。自分もやってやれないことは無い!と言いたいところですが、それはそれ、身についているセンスの違いもありますからね。どこかの詩にあったのですが、バナナはバナナらしく、ということで、本はできるだけ速く読むように心掛けるが無理はせず、で、そもそも増えてしまう構造の方をきちんと正すべきところは正していく、ということにしていこう。

まず第一の理由。雑誌が好き、で定期購読しているものが無い代わりに、目についたらついつい買っちゃう。で、捨てない、いや、捨てられない。自分の興味のある記事以外もついつい読んじゃう。というか読むまで近くに置いておこう、とする。そうしている間にまた別の本を買ってきて、その上に積む。以下ループ・・・。

ここは最近ちょっと気を遣い始めていて、買う量を減らしている。それこそとっとと片付けてヤフオクに出してしまうのがいいのかもしれない。高速スキャナも手に入れたので(これもまた機会があれば!)必要な記事だけ置いておけばいいじゃないか。

第二の理由。人から「これ、おもしろかったけど読む?」と言われたら、それも一つのきっかけ、としてすぐ借りてしまう。で読み切れていない=返せていない。サイテー。これ、今回の最優先課題です。

第三の理由。ブックオフに行ってビジネス書の100円コーナーに行って、自分の興味のある話題の背表紙を見つけると、ついつい買ってしまう。で、そういったある一定のジャンルの本が家の本棚に並んでいるだけで、なんとなく自己満足してしまう。カッコ悪!数年前に比べてだいぶその傾向は収まりましたけどね(何故ならうちの近所のブックオフは軒並みクレジットカードが使えなかったので、現金無し我が家では購入できなかった)。だからここ最近はそういった買い方をしていなかったのだが、過去の負債が・・・。まだまだ片付きません。ところでクレジットカードの使えるブックオフと言えば、2年前ぐらいに原宿店で使えるのを見つけた後ぐらいだったのだが、最近はうちの近所の店でも使えるようになっていた。危ない危ない。しばらく近寄るのを止めておこう。

第四の理由。うちの近所の図書館の払い下げ品(「リサイクル資料」というシールが貼ってある)をもらってしまう。一度に一人10点まで、という制約がある、というだけではなく、そこにあるものを軒並みもらって帰ってくる、という性質は無いんですが、ついつい何かの琴線に触れるキーワード等があるともらって帰ってきてしまう。「いつか読める日が来るはずだから」は結局なかなかたどりつけないもの。それはわかっているんですが、「リサイクル資料」のコーナーに置かれた資料がいつまでももらい手が無いままになった時、どのような結末を迎えるのかがわからないので、ついつい拾ってきてしまう。全部ちゃんと”売り切れる”ものなんですかね?

・・・といった具合だ。(まだまだ細かい理由は多々あるのだが)。

いずれにせよ、”積ん読”は、ちょっとこんなことがここら辺に書いてあったぞ、と引っ張り出そうと思った時に取れる位置に所在してあり、それよりも前にこんなことが書いてあったはず、という認識をちょっとでも持てることが前提で皆さん謙遜して言われているだけだと思うので、ハナからほとんどまともに目を通しもせず”並べているだけ”、”堆積した地層に存在しているだけ”では”積ん読”にもならないような気がする。

で、頑張ってこのGW中にちょっとでも負債を返そう、と思っています。

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