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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

東京の通勤は、ちゃんと出来る会社がリモート化すればいいだけ、のはず

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最近、ブログの更新が激しく滞っている大木です。ヤバイです。

都内に勤務場所がある人の通勤時間は、ギリギリに行こうとすると大抵混雑します。僕も混雑は好きではないので、可能な限り早めに到着するようにしています。前職のソフトバンクでは、8時半を過ぎるとエレベーターの混雑が半端ないので、8時までにはオフィスの到着するようにしていました。今はそういうことはないですが、電車の混雑に合わないように、乗車するのは基本的に7時台。8時までに到着すれば、混雑は大幅に軽減されるからなんですよね。

とはいえ、それなりの乗車時間、例えば湘南辺りから都内に通勤される方とか、千葉市内くらいから都内への通勤だと、僕と同じ到着時間を目指すとなると、6時台に家を出ないといけない。なかなか大変ですよね。

店舗とか工場とか、どうしても行かないと出来ない仕事というのもあるので、世の中の人すべてが自宅勤務出来るわけではないですし、自宅勤務も事情によっては家では無理、という方もいらっしゃいます。でも、そうは言っても単に社内の仕組みが整っていないだけで、環境さえあればリモートワーク出来る方も多いはずなんですよね。営業職なら、直行直帰している会社もありますし、もっと進んでオフィスレスにしている企業もあります。製薬会社だと、そういう会社が多いですね。

仕組みの整備には、大雑把に整理すると2つあります。

1.ITの整備
ノートパソコンの貸与、タブレット、スマートフォンといったものに加えて、いろいろな作業を外部から出来るようにする必要があります。見積書とか企画書、提案書。さらには、交通費や経費の精算も外からできれば、いちいちオフィスに行かなくてもいいですね。それも、わざわざ自社用に開発せず、クラウドサービスを使えば解決することが多いと思います。
社内コミュニケーション=ChatWork
マニュアル作成=Teachme Biz
見積書、請求書=Zoho Invoice
タブレット、スマートフォン管理・活用=CLOMO
その他にも、いろいろありますよね。

2.評価制度の整備
日本企業の管理職の中には、対面しない部下の評価方法を知らない人がいます。オフィスに来ない社員を、どうやって評価し、どのように管理&ケアをするのかが分からない。ここを整備しないことには、ITだけではまったく足りませんよね。でも、ここが出来ていないことが多い。だから、リモートワークに反対する管理職が多いと聞いています。まあ、そうですよね。ともすると、自分たちの存在意義を否定されかねませんから。
でも、そろそろ日本式管理職の「無駄」を認めないといけなくなってきていると思いますけどね。

こう暑くなると、オフィスに行くことだけで疲弊することは避けたいものですね。

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