オルタナティブ・ブログ > 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 >

スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

いま関西でiPad導入が増えている理由

»

出張で大阪に来ています。で、お知り合いの方から「ザ・トップフライト---関西から未来へ、世界へ 」という本をいただきました。関西発の元気な企業が30社紹介されています。中には、仲良くさせていただいているeBASE株式会社さんChatWork株式会社さんも掲載されていて嬉しい限り。

東京でiPad導入が始まったのは発売になった2010年。そして2011年、2012年と一気に広がり、今でも広がり続けています。一方で、関西の企業からもご相談はあったのですが、なかなか進まない。

僕自身が大阪出身なので分かるのですが、かなり慎重なのですね。一般には、関西の陽気なノリや方言ばかりが目立つのだと思いますが、関西の企業はとても慎重な方が多いように感じます。

そんな中でも、「よっしゃ!」と動き始めてきた感じがしたのは2012年後半から2013年、そして今年。当社にも大手企業のみならず、いろいろな企業からご相談が増え始めています。また、関西のパートナー企業にも次々とご相談が舞い込んでます。

僕たちはiPadなどから「空気」を感じていたのですが、本書を読ませていただいて納得。やっぱり関西が元気になってきているのですね。

特にIT業界を考えてみると、慎重な関西のスタートアップ企業は、無闇にベンチャーキャピタルなどから投資を受けることを良しとしないところがあります。自分たちで出来る範囲で頑張り、出来るだけ外部から経営に口出しされたくない。だから、逆に言うと急拡大もしない。きちんと丁寧に目の前のことをこなし、少しずつ広げていくところが多いようです。

そういった企業が多い関西が、今までの苦労が実ってきているのでしょう。官庁も政治機能も東京に一極集中していますが、関西は関西で地盤を広げ、最近では東京に進出してくる企業も増えています。

元気な関西の企業を見ると、僕たちも元気になれます。さて、今日もいきますか!

Comment(0)