オルタナティブ・ブログ > 田中淳子の”大人の学び”支援隊! >

人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

今、「お麩」が熱い! 「お麩会(オフ会)」に参加してきた♪

»

「あさこ食堂」というお料理ブログやそれをまとめたレシピ本も出していらっしゃるシラサカアサコさんが部長をつとめる「お麩研究部」というコミュニティがあります。面白そうなので、私も部員になっているのですが、先日、その「お麩研究部」の「オフ会」ならぬ、「お麩会」がありました。

★あさこ食堂 → コチラ

★お麩研究部 → コチラ

あ、その前に、「お麩」ってどんなもの?という写真を。
Photo_4

「お麩会」参加条件は、「お麩を使った料理を持参すること」。(持参しなくても参加はできたのですが、できるだけ作ってきてね、と)

うつわは好きで集めてますが、お料理はそれと比べるとさほど得意でもなく、しかも、「お麩」を使った創作料理なんて、無理!と思っていたら、数日前にアサコさんから連絡があって、「淳子さんにお願いが。2品作ってきてもらえませんか?」と。

もう、無理!無理!・・・しかし、こういうときこそ、”Can I do it?”思考ではなく、"How can I do it?"思考だ、と思いなおし、あれこれ思案しまくりました。

出てくるのは、駄洒落ばかり。

「お麩ぁようございます」とか「ありがとうございま麩」という挨拶に始まり、
「麩しぎ発見!」「て麩子の部屋」・・・・ってTV番組じゃないか・・・とか、

で、ようやく出てきた名前が

「ナ麩ぉリタン」と「麩ぇ麩ぇロンチーノ」と「カル麩ぉナーラ」。

駄洒落から始まる何か。

さて、この3つのうち、「ナ麩ぉリタン」作っていきましたよぉー。(写真手前左)
Photo

何かおかしいでしょう? 何がおかしいのかずーっとわからなかったのですが、このお麩会終了から30時間くらい経過して、「あ、ピーマン入れ忘れた!」と気付いた始末。

しかし、駄洒落ネーミングと昔ながらの(昭和風の)「ナポリタン」味は、かなり好評でした。うっしっし。

その他作っていったのは、
●カリーぱ麩ぱ麩 (聞いたことある名前ですね、気にしない、気にしない)
●黒ゴマきなこぱ麩ぱ麩
の3点です。(全体像は、以下のとおり。右上がカリーぱ麩ぱ麩、左上が黒ゴマきなこぱ麩ぱ麩です。)
1_2

20人くらい集まったのでしょうか。事前に申し合わせてもいないのに、誰も同じものを持ってこない。そして、すごいアイディア料理ばかり。

中でも感心したのは、

●イカ飯風 (イカに車麩を一生懸命押し込んで、野菜も押し込んで・・・)・・大人気!

*「烏賊」界で、胴体に「車麩」を突っ込まれた烏賊クンは、この方が最初ではないでしょうか?
イカクンたちは、こんな会話を交わしていたかも。

「俺は、お前らとちがって、もち米じゃないんだぞ、詰められたのは」
「え?じゃ、何を詰められたんだよ」
「麩っ麩っ麩っ♪ これがわかるか? 車麩だぜ」
「ええー、いいな、車麩、いいなぁー、そーゆう新奇なもの、詰められていいなぁ」
「うらやましいだろー。麩ふふ^^;」

Photo_2
●車麩の黒かりんとう、白かりんとう。←これ、みんなで、「今すぐ、ヒカリエで販売しよう!」と盛り上がったほどの完成度。おいしかった!。(ご担当者さま、いかがですか? 笑)
1
部長のシラサカアサコさんが、よく作っている

●カラフルな野菜のポター麩 (ポタージュ)
●麩レンチトースト (これもお麩で作っているんですよ。ふわふわ)
O Photo_3
も披露されました。

入り口で、全員が持参料理をお皿に移し、「カード」に料理名を書くことになっていたのですが、誰もが戸惑ったのが、「麩」の書き方。

書き順どころか、どういうつくりの文字かがわからない。「お麩研究部」部員なのに!

当日は、大阪のお麩会社の方も参加されていたので、お聞きしたら、

「私、いつも、麦を書いて、夫です。 ”麩”なんて難しい漢字書きません。」

と笑顔で言われ、ぎゃ麩ん。(←驚き方が昭和です。)

当日、TVの取材も入っていたので、近々放映されるかもーですね。

日本の伝統食材、麩。私もアサコさんと知り合わなければ使うことはまずなかったのですが、意外にいろいろなものに使える。しかも、たんぱく質たんまり。

いろいろな「麩」。試してみてください。

駄洒落ネーミングは、私が考えますんで。

==========
私の3品の簡単レシピ。

●ぱ麩ぱ麩は、共通。
1. 小町麩を溶かしバターにつける(両面)
2. カレー塩 または、黒ゴマきなこ砂糖 をまぶつ

(2.は、ほかに、「シナモンシュガー」「海苔塩」「ソルト&ブラックペッパー」などもOK.スナック菓子を頭に描いて、同じような味付けにすればよし)
*このまま持参しましたが、オーブンで少し焼いてもよいかも、です。

●板麩のナ麩ぉリタン
1. 板麩というのがありますが、「刻み板麩」を売っていたので、それをコンソメ水で戻しました(水でもよかったかも)
2. オリーブオイル&にんにくを炒め、たまねぎ、ベーコン、ピーマンを投入、最後に絞った板麩投入
3. 塩コショウ、ケチャップをどばーっと。

お試しあれ。

=====この本もお奨め(とても助かってます)====

Comment(9)