「ネットは怖い!」と初めて思った「人違い」事件。
おととい(6月12日)の晩。ごくごく親しい友人から夜中にメールが入りました。
「NHKのワシントン支局長に”田中淳子”さんという人が就任したというニュースがあったので、どういう人なのかなあとググったら、こんなの出てきてびっくりした! これ、いいのか? 大丈夫なのか? ちょっと見て、このサイト!」
こんな感じの文面とともに一つのURLが。
そこをクリックすると、どどーんと私の顔のドアップ。文面は、ワシントン支局長の田中淳子さんについてのニュースと解説。最後に、また私の顔がどどーん。
NHKの田中淳子さんは、俳優・田中邦衛さんの御嬢さんで、以前から、「同姓同名だなあ」となんとなく気になってはいる存在ですが、もちろん、面識あるわけもなく、「同姓同名で、すごい方がいらっしゃるんだなぁ」と遠い目しながら思っていただけです。
その”田中淳子さん”が、ワシントン支局長になったことが話題となり、「どんな人だ?」と検索されたのか、私の写真が引っ張られて貼り付けられており、あああああ、という展開に。
記事の最後には、田中邦衛さんと私の顔が並べてあって、「目元はお父さんそっくり」みたいなことが書いてあったような・・・。洒落になりません。
12日夜から13日昼くらいまで、このことが私周辺では話題になり、多くの友人たちが心配してくれました。Yahoo!ニュースにも載ってるよーといった通報も届きました。どうしたもんかなあ、と思っていたら、そのうち勘違いに気づかれたのか、徐々にサイトの写真は削除、または、正しいものに差し替えられていきました。夕方にはほぼ終息の様相に。
それにしても、びっくり、驚愕の体験です。
ふと思ったのですが、これ、「NHKのワシントン支局長で田中邦衛さんの御嬢さんで」という方と間違いだったから、まだ少しは笑えるのですが、これが、たとえば、犯罪者とか何かトラブルになっている話の当事者として、写真が取り違えられていたらと思ったら、ぞーっとします。
「●●の人は、この人!」と無関係な人間の写真が貼られてネットを駆け巡る、なんて、背筋凍ります。実際にそういう写真間違い事件って起こっていますよね。
まさに不幸中の幸いです。
それにしても、NHKの”田中淳子さん”は、1964年生まれの1年違い、上智大学卒という点も共通。
ほんとに恐ろしい体験でした。
ちなみに、私の父は、田中邦衛さんではもちろんなく、どちらかというと、芦屋雁之助さんに似ています。似ているというより、そっくりです。