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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

子どもと街に出てみれば。

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昨日は諸般の事情により、休暇を取って、甥っ子(3歳半)をとしまえんに連れて行きました。

実はわたくし、としまえんから徒歩20-25分くらいの場所に住んでいるのですが、甥っ子が一人で来ることはできないので、千葉県まで迎えに行きました。

自宅を出てから3時間半でとしまえん到着。長旅です。

妹から甥っ子とベビーカーを預かり、JRや私鉄を乗り換えての冒険。以前も書きましたけれど、ベビーカーや子どももいる状態で街に出てみると、やたらと「バリア」を感じます。「あ、ここは階段しかないのか」とか「エレベーターは端っこなのか」とか。怖かったのは、山手線のホームの細いことです。細い細い。ベビーカーでも杖をついている方でも、ホームの端を歩くのは、本当に怖い。
(ちなみに、甥っ子はずっと歩いていたので、私は、畳んだベビーカーを右手に、左手に甥っ子をという感じです。ベビーカーが活躍したのは、帰途、疲れ切って寝落ちした30分ほどのことでした)

怖いのは、段差だけではなく、通路の狭さもあるんだなあ、というのが昨日の実感です。

一方で、楽しいこともありました。平日日中ちびっこと電車に乗っていると、同じように平日日中電車にたくさん乗っているご高齢の方がとても興味を示してくださる。おそらく70代、いや、80代といった方。女性だけでなく、男性も。

「大人しくしていい子ね」と声を掛けてくださったり、ただ、目を細めてじっと甥っ子を見つめていたり。心の中に何か去来したものがあるのかな?と思ったり。ほのぼのした気分になる山の手線の中。 

日中、子どもを2-3人連れて歩いているママたちにもたくさん会いました。もう大変そうで。一人は抱っこ。一人はベビーカー。しかし、中には、ベビーカーに乗らないと言い張ることももいて、そうなると、荷物が増える。うう、大変そうだ。

とまあ、普段感じないようなことをたくさん感じる平日の小さな冒険。

ところで、3歳半になると、いっぱしなことを言うようになります。

としまえんで、私が空のベビーカーを押しながら、次の乗り物へとぐんぐん歩いていたら、後ろを歩いていた甥っ子と差がついてしまい、走りながら追いかけてきて文句を。

「おばちゃん、先に行っちゃダメでしょうー」
「ごめん、ごめん」
「迷子になっちゃうでしょー」
「誰が?」
「おばちゃんが」
「・・・・」

私、小学校2年生の時、東京は上野で迷子になり、警視庁と埼玉県警のお世話になったことがあり(発見まで半日近くかかり)、だから、この甥っ子の指摘には、反論もできず、

「あるかも知れない」

と思ってしまったのでした。

・・・・

私が迷子になったのは、12月30日。暮れも暮れ。

間もなく、その日がやってきます。皆様もお気を付けあそばせ♪

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