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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「サンタクロースへの手紙」はMBOだった!

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電車の中で、オフィスで、
「サンタさん、やらないといけないからさー」
「サンタさんのプレゼント、ネットで注文しないと」
という、夢のない会話を耳にする日々。

あ゛ー、そんな大声で話さないで、世のお父さん、お母さん!w

昨年も書いたと思いますが、私は14歳までサンタクロースを信じていたという人間で、どうしてそうなっていたかというと、我が家のサンタクロースが非常に巧妙にできていたからです。

どう巧妙だったかというのはおいといて。

子どもである私が11月~12月にかけて行うことと言えば、

「サンタクロースへの手紙」

を書く、というミッション。

この手紙、書かせているご家庭はあるでしょうが、「○○が欲しい」という、七夕の短冊に書く願い事のような、「欲しいものリスト」になっているケースが多いようにも思います。

だがしかし、田中家ではちょっと違っていて、以下の内容をつづることになっていました。

●今年は何に取り組み、何をどう頑張ったかという「報告」
●来年は何に取り組み、何をどう実現したいかという「ビジョン」
●最後に「欲しいもの」
●さらに、「可能であれば、お願いします」という低姿勢な表現(笑

・・・・

なんでこういうスタイルになったのか、親に言われてそうしていたのか、自ら考えてこのスタイルにしたのか、今となっては記憶になく、ただ、

「成果報告」と「今後のビジョン」と「お願い」の3点セットが最終形でした。

その話を同僚にしたところ、

「それ、まさに、目標管理制度じゃないの!」

と言われ、

「あっ! そういえばっ!」

と納得。

今頃、そんなことに気付いた私です。

同僚のおじょうちゃんはまだ5歳で、「報告」や「ビジョン」は書けそうもないけど、もう少し、お手紙風なことを書くように言ってみようかなー、などと話していました。

さて、

サンタクロースへの手紙。

皆様のご家庭では、どのようなスタイルなのでしょうか?

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数年前、日経BP社のサービスでエッセイの連載をしていた時、12月に「サンタクロース」というタイトルのエッセイを書いたところ、全国から大反響がありました。(驚くほど多数の感想が寄せられたのです。みなさん、似たような体験、想い出をお持ちだったり、クリスマスにまつわる親子の様々な想い出を語って下さったり、びっくりしました!)


そのエッセイを納めた本は、こちらです。(絶賛在庫中、よろしければ、ポチっと! 笑)
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