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エンタープライズ(企業)向けのオープンソースとか育児とかについて考えていきます。

OSSコンソーシアム設立記念イベント

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すみません。またもやプロジェクトが忙しくて放置しておりました。

すでに弊社のブログにも報告がありましたが、先週の水曜日に開催されたOSSコンソーシアムの設立記念イベントにおいて、ビル・トッテン氏の講演と、ビジネス系のOSSアプリを扱っている会社同士のパネルディスカッションがありました。パネルディスカッションには弊社の取締役である石井も参加しました(弊社はイギリス生まれのECMであるalfrescoというオープンソースを扱っています)。

トッテン氏の講演は初めて聞かせていただきましたが、冒頭からユーモアあふれる語り口でたいへん面白く聞かせていただきました。アシストという会社の独自性がOSSとも決して相反しないところが興味深かったです。

パネルディスカッションには講演に引き続き、ビル・トッテン氏も参加されました。ほかにオープンソースCRMの内田社長、手嶋屋の手嶋社長、それから、マインドの屋代社長の計5人でのディスカッションとなりました(モデレータは日本スケーリックスの大塚さん)。弊社のような海外のOSSを日本で展開しているところと、実際に社内で開発したものをOSS化してビジネスを展開しているところが分かれていて、スタンスの違いが面白かったですね。

とくに感心したのは、オープンソースのSNSアプリであるOpenPNEを作られている手嶋屋の手嶋社長の発言です。手嶋社長のビジネスに対する考え方はとてもクリアで、OpenPNEというソフトウェアをビジネス展開することに置いて実に戦略的にされているんだなと感じました。僕自身は開発に近い立場なのでビジネスという視点がどうも鈍いところがあって、そういった部分はとても刺激になりました。

会場には100名近くの方がこられていたようで、その後の懇親会もなかなかの盛り上がりぶりでした。とはいえ、懇親会では私は取締役の石井とともに完全なる非コミュぶりを発揮し、ひたすら食事をしておりましたが……。オープンソース以前にこういうところを弊社はなんとかした方がいいのかもしれません。

最近の双子状況:現在2歳10ヶ月です。夏なのでトイレトレーニングを始めてみました。意外にも発達の早い女の子のほうにまったくトレーニングの成果が見られません。おかげで家の掃除がとても大変です。帰省で台無しになりそうな予感。

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