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エンタープライズ(企業)向けのオープンソースとか育児とかについて考えていきます。

OpenOfficeのこと

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 すみません、関わっているプロジェクトがちょっと(けっこう?)忙しくてしばらく間が空いてしまいました。世間的には、オープンソースワールドという展示会があったり、オープンソースのホットな話題がいくつかあるというのに、すっかり取り残されております。日本の残念なWebまわりの話題もチェックくらいはしていたんですが……

 弊社は開発者はMac環境で、それ以外のコンサルタントなどはWindows環境です。Officeソフトもいろいろ混在しており、iWorkとMac/WinそれぞれのOfficeが混在、さらにiWorkもバージョンが2つあったりと、社内でのオフィス環境はかなりカオスな状態です。僕のマシンの中にもiWorkとVM環境上のWin Officeが併存しており、資料を作るときにどうしようかよく迷います。

 おなじiWork同士やOffice同士でもバージョン違いで読めなかったりすることもあり、オープンソースカンパニー(なんですかそれは)としてはOpenOfficeに統一したほうがいんじゃないのか、という話も出ています。OpenOfficeはMacでも普通に使えていますし、お客さんとのデータ交換などを考えなければ社内文書共有基盤としては妥当な線かも知れないなと思っています。

 しかし、以前に比べて劇的に良くなっているのは実感します(日本語環境がとくにだいぶ充実した感じ)が、とはいうものの継続的に使っているとまだ動きが怪しい部分もちょくちょくありました。手元の環境だとよくエクセルじゃなかったCalcが文字入力を受け付けなくなります。Mac版だからなのか、僕のマシンのせいなのか、ことえりがまた悪さをしているのかはよくわからないんですが……。以前自宅PC(Win)にはがきソフトを買うのをケチってOpenOfficeで年賀状を作ろうとしてえらいめいにあったことを思い出しました(いや、まったくもってそもそもそんなことのためのソフトではないのでえらいめにあうに決まっているわけですが)

 しばらくまえから官公庁での経費削減にOpenOfficeを導入するケースがちらほら見られてきています。とてもいい傾向だとは思うのですが、ただ利用するだけでなく導入時に遭遇したトラブルなどをちゃんと公開していただき、必要であれば、日本からの貢献としてOpenOfficeにフィードバックされていくような仕組みだといいのですが(公的期間はそういうことを率先的にやってほしいものです)

最近の双子状況:ドラゴンクエスト発売を控え、ついに教育の成果がみのり、女の子がスライムを描けるようになりました。しかし、スライムと言えず、スマイルと言い続けているのは去年くらいから変わらず。

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